これが意外に(って、いったら失礼ですが)いいんですよ。
前になにかで聞いたことがある。この作者はとてもウルトラマンが好きで、こういう絵本を何冊か描いちゃったって。(違う人だったら、ごめんなさい)
だからって、ウルトラマン好きでないと読んじゃいけないかい?というと、そうではない。ウルトラマンの「ウ」の字も知らなくたって、女の子だって、十分楽しめるないようなってます。
しいていうと、「道徳」の本って感じです。
うちの子どもたちがとくにうけた所は、「なぜ、なみだはでるんですか?」って、質問に答えるウルトラマンのシーン。
「たまねぎむいたら、なみがだでる。
めに、ごみがはいったらなみだがでる。
・・・でも、なみだって、それだけじゃない。
だれにだってかなしいことがある。
〜それをみんななみだであらいながしてしまえば・・・(ここで、ウルトラマンがボロボロ涙を流している)
うれしいこと、
たのしいこと、
すてきなことがやってくるのさ。」
素敵な絵本です。お薦めです。