心のやさしいおばあさんと、意地の悪いおばあさんが登場するお話。
前者のおばあさんが先に登場し、おばあさんの良心に深く感銘を受ける分、そのあとにでてくる意地の悪いおばあさんのやることなすことが、あまりに無様で、結末を読まなくとも、結果が予想できる。。。話の展開がわかりやすくてすっきりしています。昔話ならではの、読後のさわやかさを感じます。
小さなたねから、たくさんのひょうたんが実り、さらに、そのひょうたんから、、、といった具合で、小→大といった変化に、小さな親切がもたらす大きな何かを感じずにはいられません。昔の人々は、こういったお話から、人生を学んでいったのかなと思うと、すばらしいなって思います。私達も受け継がれてきた昔話を次世代に伝えられるよう、大事にしていかなきゃいけませんね。