こしおれすずめ」 みんなの声

こしおれすずめ 絵:瀬川 康男
再話:瀬田 貞二
出版社:福音館書店
税込価格:\880
発行日:2009年02月
ISBN:9784834024296
評価スコア 4.77
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みんなの声 総数 21
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21件見つかりました

  • さすがの名文

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子5歳、女の子2歳

    優しいおばあさんと意地悪なおばあさん。
    昔話の王道です。展開も結末も予想通りですが、それでも楽しく読めてしまうのが昔話のいいところですね。
    それにしてもこの意地悪おばあさん、欲張りなだけでなく、かなりの極悪非道です。
    だってすずめを捕まえて、わざと腰を折ってしまうんですから。
    もっとひどい目にあってもいいくらいだなぁと思ってしまいました。
    赤い装丁がシックで好きです。中の挿絵もシンプルながら味わい深く、瀬田さんの文章もさすがの読みやすさでした。

    投稿日:2011/02/19

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  • 二人のおばあさんの対比がおもしろい

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    心のやさしいおばあさんと、意地の悪いおばあさんが登場するお話。
    前者のおばあさんが先に登場し、おばあさんの良心に深く感銘を受ける分、そのあとにでてくる意地の悪いおばあさんのやることなすことが、あまりに無様で、結末を読まなくとも、結果が予想できる。。。話の展開がわかりやすくてすっきりしています。昔話ならではの、読後のさわやかさを感じます。

    小さなたねから、たくさんのひょうたんが実り、さらに、そのひょうたんから、、、といった具合で、小→大といった変化に、小さな親切がもたらす大きな何かを感じずにはいられません。昔の人々は、こういったお話から、人生を学んでいったのかなと思うと、すばらしいなって思います。私達も受け継がれてきた昔話を次世代に伝えられるよう、大事にしていかなきゃいけませんね。

    投稿日:2011/01/25

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  • 昔話

    優しいおばあさんと欲張りなおばあさんから学べる絵本です。

    昔話から、善悪を学べ悪いばあさんにだけはなりたくないと思い

    ました。絵がとても魅力なんですが、ぱっと見はあんまり優しいおばあ

    さんには描かれていないように思いましたがそれは私の誤解で、おばあ

    さんの表情も豊に描かれていました。

    やぅぱり、結末には納得がいき安心して読めました。

    投稿日:2010/06/27

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  • よくある昔話

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子9歳、男の子7歳

    読んだことのない昔話だったので、借りてみました。

    したきりすずめの別バージョンみたいなおはなしで、心やさしいおばあさんと、それをねたんだ欲深ばあさん。
    もちろん、最後にはどうなったかというと・・・おわかりですよね。

    それにしても、絵がとても良い。
    筆描きのような絵が、お話にぴったりで、表情豊か。
    場面を引き立たせています。

    おすすめです。

    投稿日:2010/03/31

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  • こんなお話もあったんですね。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    日本昔話によくあるパターン。
    いいおばあさんと、欲張りばあさんの登場です。

    子どもの投げた石で腰が折れたすずめを介抱するおばあさんは、家族の人からは、変わり者扱いをされていました。元気になり飛び立ったすずめが、お礼にもってきたものは、ひょうたんの種。
    その種をまくと…

    その様子を見ていたとなりの欲張りばあさん。

    よくあるパターンで、お話の展開は、ある程度予測がついても、なぜかワクワクドキドキしながら読んでしまいます。
    それにしても、欲張りばあさんのやることには、ちょっと驚きです。

    派手な色遣いの表紙からは、ちょっと想像もできないようなお話の絵、地味目の色で目に優しく写ります。
    登場人物の、大きな表情の変化も、きっと楽しむことができるでしょう。

    投稿日:2009/11/24

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  • スタンダードな展開にスッキリな読後感☆

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子15歳、男の子11歳

    私が子どもだったころ毎週かかさず見ていた
    「まんが日本むかしばなし」の趣そのものといった感じで
    なんだか懐かしい気持ちになった絵本です。
    (読んでいる時 ずっと番組のBGMが頭の中で流れる感じです 笑。)

    「舌きりすずめ」や「花さかじいさん」などを連想させられる
    勧善懲悪型の昔話で 読後感はとてもスッキリ☆。
    優しいおばあさんの真似をしようと 欲深で意地悪なおばあさんが
    すずめの腰を折る場面はちょっと残酷な感じがしますが
    ここの場面がしっかり書かれているからこそ
    このお話の展開に納得できるのでしょうね。
    瀬田貞二さんの淡々とした語り口調の文章と
    瀬川康男さんのほんわかないい感じの絵が絶妙ですよ〜。

    投稿日:2009/04/17

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  • 大切なのは気持ち

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    怪我をしたすずめを優しく介抱し続けたおばあさん。
    このすずめの恩返しに心が温まります。

    そして、昔話で欠かせないのがやっぱり意地悪なおばあさんでしょう。
    このお話に出てくる、となりのおばあさんの行動には目を覆いたくなるほど。本当にひどいことをためらいもなくするので、読んでいて腹が立ってきます。
    すずめを介抱すれば恩返しが待っている。
    大きな勘違いおばあさんですね。
    大切なのは介抱の行動そのものではなく、気持ちです。

    すずめの仕返しはこれまた驚くほど恐ろしいものでしたが、悪いことをすると必ず仕打ちが来るという教訓になります。

    投稿日:2009/03/20

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  • わかりやすくていいです

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    心やさしいおばあさんと、欲深いおばあさんが出てきて、行いから得るものがまったくの反対なもので、
    いい人は幸せに、悪い人は罰があたるとわかりやすい内容です。

    絵がおはなしにぴったりで、文章も絵の一部になっているように見えます。
    最後の虫たちが行列をしている絵がとても面白いです。

    投稿日:2008/10/02

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  • 初めての日本昔話

    瀬田さんの文章は、昔話にぴったり。瀬川さんもまた、たくさんの昔話の挿絵を描かれているので、お話と絵が見事にマッチしていて、昔話の雰囲気を楽しめました。娘にとっては、初めて読む日本の昔話。最初から最後まで、そして、布団に入ってからもずっと質問攻めでした!娘には不思議と映ることがたくさんあったのでしょうね。しかしながら、物語の起承転結、善悪のはっきりしている昔話のおもしろさが、娘の心にも伝わったようで、何度も繰り返し読みたがりました。そして、いじわるばあさんが、ひょうたんを切ったときに、中から飛び出してきたもの・・・これには、さすがに「虫めづる姫ぎみ」の娘も、びっくりしたようです!でも、「いじわるなおばあさんは、何にもプレゼントもらえないよねえ。」と、お話の教訓はちゃんとつかめたようでした。

    投稿日:2008/07/18

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  • 良い行いの家には良いことが訪れる

    易の言葉に、良い行いの家には良いことが訪れるというようなことを聞いた言葉があります。

    それを地でいくようなお話です。けがをしたすずめを助けてあげたおばあさん。おばあさんの家は富み栄えました。

    結構長いのでここで終わるのかに思えたのですが、良いおばあさんがあれば必ず登場するのが悪いおばあさんですね。

    心がけがよくない、邪心や欲を持つというのは、神様からも忌み嫌われることなのでしょう。最後のオチのようなことは自分にはきてほしくないことだと思いました。

    こういうお話を子どもの頃に読んでおくと、行いに気をつけようという心が芽生える気がしました。

    投稿日:2008/02/14

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