「きいろいのはちょうちょ」 みんなの声

五味さんのファンで、たまたま本屋で出会った絵本です。
しかけが面白いので、今1歳の娘がもっと理解できるようになったらいいかな〜と思って購入したのですが、読んできかせているうちに、今では数ある絵本の中でも一番のお気に入りになり「ちょちょ！！」と催促します。たぶんまだ、穴明きの仕掛けに気付いてはいないと思うのですが、「あれっ！ちょうちょじゃない」のフレーズを読むと、「まってました〜！」というリアクションをして、ウンウン・・・。とうなずきながら解ったような真剣な表情をみせてくれます。大人でも五味さんの仕掛けには感心てしまいます！！

クラスの子どもが図書室からかりてきたものを
みんなの前で読み聞かせ。
その後も、この本はうちのクラスの子どもたちが
リレーのように借り続けています。

「黄色いのはちょうちょ！」と信じきっていた子どもたち。
でも違った！うれしい裏切りに夢中になり、
「ちょうちょじゃなくて、これはねぇ・・・」と
くちぐちに言い出し始めました。
ちょうちょではないけど、そう見えちゃう楽しさと、
予想する楽しさと、お友だちの予想を聞く楽しさと、
ページをめくるたび楽しさが増してくる本だと思います。

読み終えたとき「え〜っ、もう終わりぃ？」と残念がる
子どもたち。
「あかいのはトマト」とか続編があったらいいのにな〜。

五味太郎さんのしかけ絵本３部作のうち１作目
ちょうちょの形の向こう側（次のページ）の黄色が何か予想していきます

この作品のすごいところは ページをめくった裏側の蝶の形が
ブタの鼻やお花や本の表紙の絵のサングラスetc.に“変身”して
その形が活かされていること！

「次のページでは何の形になってるかな？」と興味津々で読み進められます
何度も蝶だと思って外れるので「もう絶対に蝶じゃない！」と諦めた最後の場面に
実はちょうちょがひそんでいて ちょっと皮肉なかんじです

「きんぎょがにげた」で、五味太郎さんの魅力にハマった皆さん、次はぜひこの絵本、
「きいろいのはちょうちょ」です！
絵本に小さな穴があいていて、めくるたび、おお〜〜！というしかけが待っています。
「きんぎょがにげた」よりも、ちょっと難しかったのか、はじめは娘も
そんなに夢中にはなりませんでした。私も、ちょっと早かったかな？
と思いましたが、数日後、一人で絵本をめくりながらぶつぶつと
「きいろいのはちょうちょ〜〜〜」「あれ？違うよ〜〜〜」と突っ込んでました。
そして、後半にチラっと登場する「きんぎょさん」に大コーフン！！
皆さんも、じっくりと楽しんで下さい！

きいろいちょうちょを一生懸命探す息子。
次は何に変わるの？な〜んて読みながらわくわくしてしまうママ。
「ちょうちょじゃないね〜。」なんて言いながら二人でページをめくる楽しみを持ちながらいつも読んでます♪
ちょうちょの形が実はサングラスだったり、おじさんの口だったり、息子はその変身が気になって仕方ないみたいです！

初めて図書館で読んだときから私が夢中になってしましました。五味さんの仕掛けに感動してしまったからです。
さすが、五味さん！！
しかも、ぶたの鼻や、女の子のリボン、おじさんの歯まで！！
我が家に遊びに来てくれたお友達にもこぞって読み聞かせて反応を楽しんでしまう母（私）です。

蝶の形の穴をあけてめくる楽しさがユニークで、素晴らしいしかけ絵本です。工夫がこらされていると思います。
五味太郎さんの絵本は子どもも大好きで、何度も繰り返し読むことが多いです。ほのぼのとした絵の感じが子どもの心をつかむのでしょうね。

子ども達が大好きな、しかけ絵本です。
一度読めば、しかけがわかってしまうのに、それでも何度も読みたがる、面白い絵本です。
穴があいていたりしますが、不思議と、多くの子どもがそこを破ったりしないんですね。
大好きな本は大事に読むんですね。

チョウチョと間違えて捕まえたものがまた、ユニーク。
後からの発見もあって、私も一緒に楽しく読み聞かせることができました。

きいろいちょうちょを探しているときは、なかなかつかまらない。諦めると、そこにいても気付かない。何だか、はらはらしちゃいそうだけど、読んでいて、とっても楽しいです。