「きいろいのはちょうちょ」 みんなの声

「きいろいから、ちょうちょ〜」

いろいろ思い込んでは
猪突していた小さいころを思い出します。
そしていっぱい失敗して、
最後には

「きいろいから、ちょうちょじゃない〜」

…これが「オトナ」になっちゃうことなのかも？
などと自省しつつ、
娘と一緒にページをワクワクしながら
めくって楽しんでいます。

息子が保育園でも気に入っている絵本！
もうすでに、次は○○だよ！
と答えを全部しっているのに、
読んでコールする絵本です＾＾；

○○だと思ったのに、実は･･･
っていう展開が、年中の息子にはとっても楽しいようです。

特に、この絵本、ちょうちょだと思ったのが実は、○○だったというだけじゃなくて、その切抜き部分がもう１つのページで面白いように変身。
工事現場のおじさんの歯が笑えたり
ブタの鼻になっていたり＾＾；
切り抜き部分の仕掛けが上手に利用されているなあと思います。
さすが五味さんですね☆

我が家には同じような仕掛けタイプの『まどからのおくりもの』や『とうさんまいご』もありますが、こういった仕掛けが楽しめるようになったのは年少さん以降でした。
仕掛けじしんはめちゃ単純ですが、少し高度な仕掛けだなあと思います♪

シンプルなちょうちょの切抜きがいろんなものに巧みにかわるので、とってもおもしろいです。
日常生活のなかにもいろんなものが隠れているかもしれない、こどもならではの目線でみるとまた楽しい絵本です。
しかけ自体もシンプルなので長く楽しめると思います。

　「きいろいのはちょうちょ・・」
と、捕まえようとするけれど、あれれれ・・・？？
とにかく、楽しい絵本だ。
始めは、ちょうちょばかりに
気をとられてしまうのだけれど、
よくよくみると、
ブタが・・・トラックのおじさんが・・・
・・・なべが・・・と、まだまだ楽める。
まわりの人たちが、ズッコケル様子も愉快、愉快。
「きいろいのは　ちょうちょ」
「どうしたって　ちょうちょ・・」
「ちょうちょ・・・だよね。」
「・・・・・かもしれない。」
と、だんだん変化していくセリフも、
わかるな〜その心境と・・・ニンマリする。
穴あけや切抜きの工夫が、子供だましではなく、
その意外性に、大人も満足できる。

私には姉がいて、姉の子供は二人とも女の子、うちと同じです。
色んなお下がりをもらいますが、私と姉は趣味が全く違うので、使わないものがほとんど…。
そんな中、「買おうかな」と思っていたこの絵本が荷物の中から見つけました。
名作は、「趣味の壁」を超えるんですね。

　ちょうちょを探す男の子が、ちょうちょの形をつかまえようとするのですが、ページをめくるとあーら不思議、全く違うものになるというしかけ絵本です。ヒヨコだったり、信号だったり、男の子のまわりの登場人物の表情なんかがとってもおもしろく、絵だけ見ている子どもにはストーリーがおもしろいのか、何度も何度も繰り返し読んでいます。「このおじさん怖い顔」とか、「歯がガタガタ」とか、いろんな発見がありますよ。


　最後に、本物のちょうちょが飛んでいるので、「ここにおるで」と男の子に真剣に教えてあげている様子がなんとも微笑ましいです。

五味太郎の仕掛け絵本です。
ちょうちょだと思って網をかぶせたら、お花だったり、風船だったり・・・ととても面白い本です。ちょうちょに見えるんだけど、実は紙に穴が開いていて、木の実だったりするので、ページをめくるのが楽しいです。子供はドキドキしてページをめくっていました。

五味太郎さんの絵本は大好きですが、
中でも一番すきなのがこれです。

男の子がきいろいちょうちょをみつけて、
つかまえようとすると、
あれれ？ちょうちょじゃなかった〜！
ちょうちょの部分が穴あきになっていて、
めくると別のものに変わっちゃうのです。

いったいなにになるのか、わくわくしちゃいます。
息子も「あれ〜？」「あれれ〜？」
といいながら、次から次へとめくって遊んでます。

変身するのはちょうちょだけじゃなくって、
お花がぶたの鼻になったり、
リボンになったり、サングラスになったり。
思わず大人も「おー！」とうなってしまうような
素敵な穴あき絵本です。
さすが五味太郎さん、こういう発想はなかなかでてこないですよね。

最後、本当はちょうちょなのに、「もうちょうちょじゃない」とあきらめてしまう男の子。
息子は「ちょうちょなのにね〜」ってこれまた面白そうにつぶやいてます。

黄色いのは｢ちょうちょ｣だと思ったら、ページをめくるごとに違う｢黄色いの｣が現れる…
｢ちょうちょはどこ？｣という不安半分、｢次は何がちょうちょに見えたのかな？｣と期待もできて楽しい絵本です。
何回も読むと子どもたちはすっかり覚えてしまい｢次は〜だよ！｣と言ったり、最後は｢うしろ！！｣と絵本に向かって叫んでくれたり、楽しく読めます。
五味さんのユーモアいっぱいの絵本で、大人も楽しめると思います。
ただ、仕掛け絵本なので、子どもたちが自由に手にすると、あっという間に、仕掛けの穴から破れてしまいます…
人気のある証拠かとも思いますが…

きいろいちょうちょを網で取ろうとする男の子ですが、ちょうちょだと思っていたものがひよこだったり風船だった・・そのおもしろさに加え、もともとちょうちょだった「穴」がサングラスやリボン、そしておじさんの歯などいろんなものに変化してしまうことにビックリです。息子はサングラスやリボンなどが元は何の絵だったのか前のページを開いては「この部分だ！」と発見するのが楽しいようです。しかけがわかっていても何度読んでも楽しい絵本です。