14ひきのねずみシリーズは、子供も私も大好きな絵本の1つです。
10人の子どもたちには、それぞれ、1番目がいっくん、2番目がにっくん、3番目がさっちゃん・・・と名前がついていて、うちの子の呼び名と同じ「なっちゃん」がいるのも親しみをもつ1つ。
今回のお話は、もちつきですね。
まきを割って、火をくべ、お米をふかして、せいろに入れて、うすときねで、ぺったんぺったん。
正真正銘、家族総出のおもちつきです。
今は、なかなかない光景ですね。と、そんなことを思う私自身も、もう、うすときねとでおもちをつく、という時代ではなかったですが...
それでも、年末には必ずもちをつき、家でおもちをまるめていたおばあちゃんの姿を思い出しました。
つきたてのおもちのおいしかったこと、うれしかったこと。とても暖かい気持ちになれる一冊でした。