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くもをおいかけてごらん、ピープー」 みんなの声

くもをおいかけてごらん、ピープー 作:ローレンス・ブルギニョン
絵:ヴァレリー・ダール
訳:柳田邦男
出版社:文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2007年10月
ISBN:9784894235397
評価スコア 4.41
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みんなの声 総数 21
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  • 心の基地はお母さん

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    お母さんカンガルーのお腹の袋から 
    外の世界へ飛び出すことが出来ないでいるピープー。
    この姿から
    幼稚園や小学校に「行きたくない」って
    ダダをこねている子供の姿を想像させられました。
    子供は ただただ不安な気持ちから
    こういう言葉を発するのでしょうが
    お母さんの心に余裕がないと
    ついそんな子供の心と
    しっかり向き合う事が出来なかったりするものです。
    (自分の経験より…笑)
    そんな時は 
    このピープーのお母さんの様な言葉掛けが出来たら素敵ですね。
    春から 新生活を始める子供さんや
    お母さんとの生活を卒業し 
    幼稚園などに通い始める子供さんに読んであげたら
    安心して 新しい世界へ飛び込んで行けるんじゃないかな。
    昔「心の基地はお母さん」という言葉を
    どこかで聞いた事があります。
    そんな言葉を思い出させてくれた絵本でした。

    投稿日:2008/01/30

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    3
  • 上手な自立の促し方

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    赤ちゃんの頃は無条件に受け入れてあげられた甘えも、子どもが成長するにつれてそうはいかなくなってきます。
    いつまでも赤ちゃんじゃないのだから、そろそろ自立してくれなくちゃ、と思いますものね。
    下の子が生まれたりしたらなおさらです。
    最近は私も、ぐずぐずと甘えてくるお姉ちゃんについイライラ。
    きつい言葉で諭してしまったりして、反省することがたびたびあります。
    それに引き換え、このピープーのお母さんの素晴らしいこと。
    決して無理強いせず、ピープーの気持ちをしっかりと受け止めながら、でも上手に自立を促していきます。
    私は親の都合を勝手に押し付けて、お姉ちゃんに寂しい思いをさせてしまってるんだろうなぁ。
    3〜5歳くらいのお子さんをおもちのお母さんに、ぜひ読んでみてもらいたい絵本です。

    投稿日:2010/10/23

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    2
  • このお話の カンガルーのお母さんは 赤ちゃんカンガルーのピープーが、大好きで いつも おなかの中で大事に育てています

    カンガルーは人間のお母さんより いつもおなかの中で子育てしていて
    いいな〜 (うらやましい〜)

    でも カンガルーも大きくなると 独り立ちしてお母さんのおなかから出ていくのです
    その過程が お母さんの 優しい言葉で 空の雲 風 小鳥や チョウチョといろいろ 良いながら おなかから出ていくように促すのです

    でも・・・プーピーはお母さんのおなかの中が快適!

    お母さんのおなかのなかで お母さんの心臓の音が聞こえるもの
    「もしポケットからでてしまったら、もう、そのおとをきけないじゃない」
    こんなことを言うのです
    じーんをさせられますね!!   心臓の音 それは、人間も カンガルーも 生きている証拠ですね。

    お母さんの 子育ての上手さ ゆっくり子供に寄り添っているのに感動します
    学ばされます
    忙しい生活をしている今の親子関係 こんなに愛に 正直に ゆったりと子育てできるのは 理想的 でも こうして子育てするからこそ
    独り立ちして 大人になれるのですよね

    若い子育て中のお母さん お父さんに おすすめの良い絵本ですよ!


    柳田さんの翻訳にあたってのことばが ぴったり すとんと心に落ちました。

    投稿日:2010/03/30

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    2
  • お子様のひとり立ちを助ける!

    7人兄弟の末っ子の私は甘えん坊でした。

    いつまでも お母さんがいないと淋しがる。。。。。

    でも いつまでも お母さんに甘えてては駄目!とは思いつつ・・・

    そんな甘えん坊の坊やのそのときに やんわりと そして やさしく
    子供たちのひとり立ちの心をくすぐらせてくれるストーリが
    この本にはあります。

    いちどお試しあれ!

    幸運を祈ります。

    投稿日:2008/07/30

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  • ゆっくり子育て

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    カンガルーのおかあさんは、ピープーに優しく、上手に、言葉がけをして、巣立ちを促します
    決して無理強いせず、あせらず、急がせず・・・
    理想的な子育てだなぁと、思いました
    現代は情報が多すぎて、子育ても難しくなっているんじゃないかな?
    こうでなきゃいけないと、大人の考えを押し付けて、どんなに子供を追い詰めてきているのだろう・・・
    この絵本は、子育て、言葉がけのヒントがたくさん書かれています
    ママたちにゆっくりと読んであげたい絵本です

    投稿日:2008/03/07

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  • 愛情

    子育て中は、やっぱりゆとりもなく早く、早くと先を急いでいたと思いますが、今なら少しゆとりを持って育てられるような気がします。我が子に愛情がないお母さんはいないと思いますが、ピープーのようなお母さんの接し方がいいなあって思いました。遅かれ、早かれお母さんのお腹から飛び出していくピープーだから、ピープーが飛び出したいと思うまで待ってあげるお母さんは立派だと思いました。孫のように障碍を持って生まれてくると、今生きていてくれることに本当に感謝しています。何か少し出来ると孫は天才かなあって思うくらいに感動して喜びを持つことが出来るので、感謝、感謝の日々を過ごすことが出来ます。娘の時には、当たり前のことが出来てもそんなに感動をしなかったと思います。ゆっくり、ゆっくりでいいんだと勇気をもらいました。

    投稿日:2011/05/01

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  • 独り立ちをためらう頃に読みたい絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    作者のローレンス・プルギニョンは、「だいじょうぶだよ、ゾウさん」や、「オルガの世界一周」で知られています。

    今回の主人公のピープーは、カンガルーのあかちゃん。
    おかあさんが、好きで好きで、いつまでもおかあさんのおかなのポケットから出ようとしないのです。
    おかあさんは、言葉巧みにポケットから外の世界に踏み出させようとするのですが、上手くいきません。

    でも、おかあさんは、焦らないのです。
    急かすことなく、泰然としていて、暖かくピープーと対話を続けるのです。
    我家を振り返ると、ママは、おんなじように接していたので、今更ながらに凄いなって思います。

    さて、お話は、ふとしたことでピープーは、地面に立ち、おかあさんのポケットを卒業するのですが、子供に遅い早いは必ずあるもの。
    他人との比較でなく、我が子にあった育て方をする大切さを諭してくれる、そんな絵本です。
    独り立ちをためらう子供の背中を、押してくれる絵本でもあり、読み聞かせとともに、ママ向きとも言える絵本だと思います。

    投稿日:2011/03/16

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  • ピープーのおかあさんを目標に!

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    柳田さんの訳だ!
    と、「全ページ立ち読み」で見かけたので
    読ませていただきました
    間違いなし!素敵な作品でした

    まずは我が子が「大好き」ということ
    せかさないこと
    じっくり語りかけること
    でも、大人の考えを押し付けないこと
    じっくりこどもの話を聞いていること
    こどもの考えに寄り添うこと

    全部、ピープーのおかあさんは
    丁寧に行っています
    素晴らしいです
    育児の見本のようです

    こどもの成長って
    安定があって、次に自立です
    小さい頃、早々親から手が離れた!と言って
    喜んでいたら
    大人になってから、倍以上手が掛かった とか
    いう話も聞きます

    親に十分愛された子は
    自信があり、次のステップに進めます

    でも、また不安になったら
    ピープーのように
    おかあさんの心臓の音を聞きに来ればいいのです

    おかあさん自身が安定した存在でありたいものです

    「早く 早く」ってせかさないでね(^^ゞ

    投稿日:2011/01/12

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  • すごく良い本

    この本は不安な子供の気持ちを助けてくれる、後押ししてくれる、そんな素敵な1冊だと思いました。とても素晴らしい絵本で、これは親にとっても子育ての見本となってくれると思います。なかなかこんなにおおらかに子育てはできていないのが現実ですが、見習って頑張ってみたいと思います。素晴らしい1冊。

    投稿日:2024/07/05

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  • 少しづつ少しづつ

    お母さんカンガルーのお腹のポケットから出たがらない、子どもカンガルーがいます。
    名前は、ピープー。
    お母さんカンガルーは、そんなピープーに語り掛けます。
    「かわいいピープーちゃん、雲になりたいと思わない?」
    「風になるのは、どうかしら?」
    「小鳥になれたらいいなって、思わない?」
    でもピープーは、ポケットの中にいたいと言います。
    お母さんと離れ離れになるのが嫌なのです。

    成長して自分の世界を広げる時期にきた子どもたち。
    すんなり外に出る子もいれば、なかなかできない子もいます。
    そんなとき、親はどうしたらいいでしょう?

    この絵本は、子どもに、というよりも親に向けた絵本のように感じます。

    投稿日:2020/05/01

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