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イソップのライオンとねずみ」 みんなの声

イソップのライオンとねずみ 絵:バーナデット・ワッツ
訳:佐々木 田鶴子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2001年
ISBN:9784062621731
評価スコア 4.17
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みんなの声 総数 5
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  • 恩返し

    イソップのお話です。
    私が読んだことのある作品では、ライオンはすでに大きく成長していて、ネズミを逃がす場面からライオンが助けられるまでの時間が、わりと短かったように思います。
    ところが、こちらの作品では、ライオンは子供から成長する様子が見られ、ネズミの恩返しまでにかなりの時間がかかっています。
    長い間、恩を忘れずにいることがわかりました。
    絵も素敵でした。

    投稿日:2012/05/14

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  • ねずみの勇気に感謝。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子11歳

    こどもライオンに命を助けてもらったねずみは、
    今度は、わなにかかった(大きく成長したおうさま)ライオンを、
    助けるというイソップの有名なおはなしですね。

    「わたしの助けがいるときには、いつでも呼んでください。」
    ねずみが、助けてもらったお礼にそういうと、
    こどもライオンは、大声で笑って言いました。
    「おまえがぼくをたすけるなんて出来るとおもうかい。」と。

    当時はバカにしていたライオンでしたが、
    自分が窮地に陥って、だれも助けてくれない中、
    小さなねずみが勇気を出して助けてくれた恩を、
    ちゃんと忘れずにお礼をいうところは、
    体が大きいから偉いとか、関係ないんですよね。
    ねずみの勇気も、本当の強さだと思うし、
    ライオンの心の広さも、おうさまとして立派だと思いました。

    絵は、名作の絵本化に定評のあるバーナデット・ワッツさん。
    動物の表情が皆、穏やかです。
    ライオンたちの寝顔がとても可愛いです。

    私はよく、昔話などは、絵本の読み比べをしますが、
    今回も、同じ「ライオンとねずみ」イソップのおはなしでも、
    作家さんによって、いろんなストーリーや絵に仕上がっていて、
    読んでて楽しいです。
    皆さんも、試してみてください。
    自分のお気に入りの絵本が見つかるといいですね。

    投稿日:2011/09/28

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  • ほんわかした印象

    10歳の息子と読みました。
    イソップの「ライオンとねずみ」のお話は、色々な作家さんの作品がありますが、こちらは、バーナデット・ワッツの優しい絵で、ほんわかした印象です。
    お話もシンプルでわかりやすかったです。
    息子が、表紙と裏表紙を広げて見せて、「つながってるよ。」と教えてくれました。
    広げると、表紙の絵がさらに広がり、ライオンの全身が現れます。
    とても素敵です。

    投稿日:2020/07/10

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  • 昔の恩返し

     イソップのお話の絵本はたくさんありますが、それぞれ違っていて読み比べてみるとおもしろいです。ストーリーも大筋は同じでもちょっとちがっていたりします。

     子どものライオンが、ネズミに助けてもらい、おとなになってから恩返しをする、というおなじみのストーリーです。いろいろな教訓がふくまれていますが、読むたびに感心します。
     
     この絵本のライオンは、おだやかな感じがします。ライオンとネズミの話し声が聞こえてきそうです。

    投稿日:2012/08/23

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  • ライオンに勝ったねずみ

    ライオンの邪魔をしてしまい、謝るねずみ。見逃してもらったからと感謝して「あなたになにかあったら助けに行きます」と約束。ライオンは、そんなことがあるわけないと笑い飛ばしてばかにします。

    でも、人に捕まったライオンの網を破って助けたのがねずみでした。

    人は見かけによらない、適所適材、人を馬鹿にしてはいけない、、、、いろんなことを教えてくれる絵本です。子供にも自信を持って読みましたが面白かったようです。

    投稿日:2011/05/12

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