読み聞かせのときに、ぴったりだと思いました。
にわとりさんの顔がとても大きくて、遠くからでもよく見えます。
そして、その表情が豊かなので、読まなくてもよくわかるんです。
あまり文章がないので、子供たちの反応や目の動きを見て読み進めて
いきます。子供たちは、鳴き方を忘れてしまったにわとりさんが、
次は、どう鳴くのか絵を見て想像しながら、当たっていると「ほらね」
と顔を見合わせて楽しんでいました。
声の鳴き方もその動物のように鳴くと大笑いします。
でも、一体、どうやって思い出すのかをわくわくしながら聞いていました。どんな簡単な絵本でも、興味を持つか持たないかは、読み手次第なので、こんな綺麗な本をどんどん読んで行きたいと思っています。