イギリスの発達心理学者による絵本。
「人それぞれ境界(境界線、バウンダリー、透明バリア等)があるので、OKなことも嫌なことも違う。」
なので、「人ぞれぞれOKなことも、嫌な事も違うので、聞かないと分からないよね?(同意)」
ということを、絵本の物語を通じて、幼児〜大人まで学びになる絵本。
さらに言うなら、「『私は〜と感じているから〜してほしい、(やめてほしい)』と自己主張しないと、伝わらないよね?」ということも付け加えることができます。
学校での教材にも使える絵本。いじめ対策やコミュニケーション改善、性暴力・性被害防止、人権教育などの視点でも使えます。
絵本の最後に、大人向けのガイドする際のポイントが書いてあって、参考になります。
学校の先生や司書に、心理教育に使える内容なので、スクールカウンセラーの立場でお勧めしています。
文科省は、生命(いのち)の教育の推進を進めています。
https://www.mext.go.jp/a_menu/danjo/anzen/index.html