靴を履いてお外へ遊びに行くことが楽しくなってきた年頃のお子さんたちに、一番お薦めしたいです。
登場している子どもたちの表情や行動がとっても楽しいそうです。
なかがわちひろさんの邦訳が日本語として読みやすく、音読みしたときのリズムがよく、読みやすかったです。
この作品の最後で『は・だ・し!やっぱり これが いちばん!』
という終わり方を見て、
そういえばうちの下の子も幼稚園くらいの頃ははだしが大好きで、ちょっと目を離すとすぐはだしになって外を走り回るので、よく足のうらを怪我していたのを思い出しました。
まぁ、多少怪我をしても、はだしで直にいろいろなものに触れて感じるというのもいいことですよね〜。
「くつくつ…」というタイトルでありながら、意表をついたこういう終わり方を選択した作者に、思わず「やるな」と思ってしまいました。