「はるのクリスマス」 みんなの声

クリスマスは、お友だちと楽しくお祝いするものだと思っていたのですが、確かに参加できない動物がいることに気づきました。
この絵本は、その意味では現実感があります。
クリスマスの前に冬眠に入ってしまうお友だちのために、みんなが会える春にクリスマスを行なおうというのです。
それだけ、クリスマスば重大イベントなのですね。

5匹の仲良しの森の仲間が、クリスマスに1匹だけ冬眠するハリネズミのために、春にクリスマスパーティをひらくというお話。大判の絵本で、絵には迫力があります。あれ？だけど、このメンバーで冬眠するのってハリネズミだけでしたっけ？？

動物たちの毛並みまでもがリアル感があり、とても美しいイラストに魅了される絵本にも思いました。
仲良しの５人ですが、冬眠に入るはりねずみさんがいるので、クリスマスは揃ってはお祝いできないので、春を待ってクリスマスをしよう＆＃12316；というお話です。
楽しみはまた先に、それもわくわくする期間が延びると思えば、素敵なことかも知れませんね。

図書館でとっても大きなサイズの絵本を見つけ、手に取りました。
ふくろう、こまどり、のねずみ、はりねずみ、りすの仲良し５人組。５人はいつも一緒ですが、１１月になるとはりねずみが冬眠しなくてはいけません。毎年一緒にクリスマスをお祝いできないことを寂しく思った仲間たちは、はりねずみが冬眠からかえる春にクリスマスをすることを思いつきます。
背景に映えるイラストが美しく、とても素敵でした。大画面で味わえるというのがとても贅沢です。

表紙に一目ぼれして、購入しました。大きなサイズなので、詳細にえがかれた動物たちも見ごたえがあり、見入ってしまいました。お話もやさしく、心あたたまります。ほんと素敵な絵本！この著者の他の絵本も読みたいと思います。