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おとなしいめんどり」 みんなの声

おとなしいめんどり 作・絵:ポール・ガルドン
訳:谷川 俊太郎
出版社:童話館出版
税込価格:\1,430
発行日:1994年
ISBN:9784924938069
評価スコア 4.75
評価ランキング 814
みんなの声 総数 39
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39件見つかりました

  • 働かざる者 食うべからずを地で行く作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    ポール・ガルドンは、1914年ハンガリー生まれ。
    1928年14歳のとき、家族でアメリカ移住し美術学校に通った後、出版社の美術関係の仕事に就き絵本の世界へ足を踏み入れています。
    民話やグリム童話などを再話し、挿絵を描き生涯にわたり300冊以上の作品を世に送り出したアメリカの人気絵本作家。

    原題は、「The Little Red hen」
    物語は、
    「むかしむかし
    ねこと いぬと ねずみと
    おとなしいあかいめんどりが
    いごこちのいい ちいさいいえに すんでいた。」
    という書き出しで始まります。

    働き者のおんどりと、怠け者の3匹の対比が最高です。
    特に、おんどりが何かを頼むと
    「いやだね」と ねこは いった。
    「いだだよ」と いぬは いった。
    「いやだな」と ねずみは いった。
    と、この繰り返しがたまりません。

    おんどりは、小麦の種を見つけ、3匹が手伝ってくれないので、種蒔き、水やりから刈り取りまで、全部やってしまうのです。
    最後は、小麦を挽いて粉にして、お菓子を焼くのですが、その香ばしい匂いに誘われて、3匹はやってきます。
    ここからのやり取りが、実に爽快。
    日本の話だとこうは決してならないような展開が、溜飲を下げるというに相応しく納得の出来るものだと思います。

    働かざる者 食うべからずを地でいくようなストーリーは、小気味良いテンポがあって、楽しめること間違いありません。
    いつもながらの、雰囲気のあるガルトンの絵も、ストーリーと合っているので、完成度の高い作品となっていると思います。

    幼稚園児の読み聞かせに、是非オススメしたい作品です。

    投稿日:2011/08/17

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  • おとなしいあかいめんどりは、いつも怠け者の犬・猫・ねずみのために家事から何からやっています。小麦を植えてから収穫して粉をひいてお菓子を作るまで、めんどりが「作ってくれる?」と聞いても「やだ!」というみんな。最後、美味しいお菓子を「だれかこのお菓子を食べる?」と聞いたときだけ「食べる!食べる!」とみんな。

    でも、みんなに聞いた割には「私が一人で作ったのよ。だから私が一人でお菓子を食べます!」と普段はおとなしい赤いめんどりが本当に一人で食べてしまう。

    それからはみんなが、仕事の手助けをするようになった、、、という話。

    日本人的には分けてあげるところなので、ラストで3歳の娘も「とりさんが怒ってる?一人で全部食べちゃうの?あげないの?」と驚いていました。ママの私も「そりゃそうよー、だって何にもしないんだもの、とりさんだって怒っちゃうよねー。食べたかったらお手伝いもしないとね」と教育しました(笑)大人も満足できる展開だと思うのでおすすめ。

    投稿日:2011/06/14

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  • お手伝い嫌いのわが子に最適!

    • ぽめらにーさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、女の子3歳

    何か用事を頼むと
    すかさず、「えーーーーーーー!!!」
    っと返答する長男。
    いろいろ今まで小言を言ってきましたが最近いうだけ逆効果、と
    あきらめていたところ。
    偶然手にしたこの本を読んでみると、
    「いやだね」を連発する猫、犬、ねずみに対して、
    「そんなのだめだよ。」
    ケーキができてそそくさとでてきた猫、犬、ねずみに対して、
    「食べられないよ!」
    ととっても素敵なコメント。
    (なんだ、わかってんじゃん)とのどまで出てきましたが
    今回はひっこめときました。
    ままは、「おとなしいめんどり」になるべきなのでしょうか???

    投稿日:2011/04/26

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  • すごく好きな雰囲気

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子5歳、女の子2歳

    このおはなしは色々な出版社から出ているようですが、私はこれが一番気に入りました。そして買っちゃいました!
    なんといってもポール・ガルトンさんの絵がいいんです。
    それに訳も秀逸。
    めんどりが一人でお菓子を食べちゃったあとの、ほかの動物たちの悔い改めた姿もくすっと笑えます。
    内容は非常に教訓的ですが、娘たちには、単純に美しい絵本として楽しんでほしいな。

    投稿日:2011/02/12

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  • 鶏好きの娘が3〜4歳頃に図書館で展示されていて、表紙が鶏の絵だったのでたまたま手に取った絵本です。

    『働かざる者食うべからず』が、非常〜っに分かりやすく描かれています。

    うちの子は積極的にお手伝いする子ではなく・・・。
    でもこの本を読むと、ソワソワと動きます。
    兄弟姉妹が居れば、もっと結果が出るのでしょうが(うちは一時的なので・・・)。

    何歳まで通用するかは分かりませんが、8歳の我子にはまだ通用しそうです。

    投稿日:2010/09/25

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  • 「粋な味わい」を感じました。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子10歳

    面白かったです。本の後ろには読んであげるなら4歳からって書いてあります。
    まだ読み語りとかには使っていませんが、この絵本は黙読だけより、声に出して読んだ方が楽しそうな気がします。

    にわとりっていうより、ちゃぼの羽の色をしてるような気がしますが、
    働き者で、いいですね〜。人に頼むより自分でやっちゃう。
    たいていの主婦なら、このにわとりの気持ちがわかると思います。
    進んで手伝ってくれるのならうれしいけど、いやいや手伝ってもらってもね〜。

    各ページの色合い、装飾、小物に至るまで、細かいこだわりが見えてとても素敵でした。
    特に小麦の刈入れを頼んだとき、他の3匹が断っているシーンの描写はサイコーでした。

    私が持っている本の発行は1994年版でしたが、この本自体は1973年物のようです。古いのにこの作品の「粋な味わい」は、時代を超えて伝わってくるものがありました。

    投稿日:2010/02/23

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  • 教訓になるかな

    • さなぼんさん
    • 30代
    • ママ
    • 富山県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    読み聞かせをしていて、怠け者の猫、犬、ねずみの「いやだね」「いやだよ」「いやだな」のリズムが楽しい。
    結末は息子には衝撃だったようで、「どうしてめんどりさんはひとりで食べちゃったの?」と聞いてきました。
    お手伝いしないとこうなっちゃうんだよ!

    投稿日:2010/02/09

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  • 愉快です。

    読み聞かせの時に友人が読んでいて,とても気に入ったので,図書館で借りて娘に読みました。
    登場するめんどり,いぬ,ねこ,ねずみの表情がとても良くてお話の雰囲気にピッタリです。
    お話の内容も繰り返しでリズムが良く,楽しいです。
    そして,最後のどんでん返しが愉快です。
    娘は自分の姿とは重ねていないようで,のん気にうらめしそうないぬ達を笑っていました。

    投稿日:2009/06/29

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  • ねこと、いぬと、ねずみの

    気持ちよさそ〜うな顔が印象的でした。
    寓話的な内容ではありますが、あまり気にせず読みました。
    最後は「協力」と「許し」があり、ハッピーエンド。

    「いやだ」の繰り返しがのんびりしている感じとか、
    めんどりがいっぱい仕事している感じとかが、
    訳文でもよくわかります。声に出して気持ちいい日本語だと思います。

    投稿日:2008/11/19

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  • 最後のどんでんがえし

    犬と猫とねずみ、そして、おとなしい赤いめんどりが一緒に住んでいました。
    でもね、力をあわせて生活していたわけではなく、いつも、働きづめに働くのは、めんどりだけ。
    ほかのみんなは、いつも、ぐうたらで、何もしないという始末。

    題名のとおり、このめんどりは「おとなしい」めんどりなので、文句も言わずに、1人働くわけだけど...
    最後にはどんでんがえしが。

    手伝ってのめんどりの言葉に、ことごとく「いやだ」とつき返す、猫と犬とねずみですが、最後の結末を知ってから2度目を読むと、とても笑えます。そんなこと言ってたら、この後どうなるか...ほらほら、いいかげんにしとかないと、って口をはさみたくなる。

    「働かざるもの食うべからず!」
    このことわざどおりなのです。痛快!

    投稿日:2008/10/21

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