「エメリン・パンクハースト」 みんなの声

エメリン・パンクハーストという人物を知らなかったのですが、男女同権の意識を高めること、女性が参政権を勝ち取るまでの道は楽ではなかったことは理解できるので、その道のりを改めて認識させる本でした、
解説で市川房枝さんが取り上げられましたが、その活動と苦難を知っているだけに、エメリン・パンクハーストの存在がぐっと身近に感じられました。
そして何よりもこの絵本の訳者が、上野千鶴子先生だというのとが、この絵本の存在感を高めています。

この伝記絵本シリーズが大好きで、
今までにでているすべての本を読んだのですが、
この方だけは知りませんでした。（勉強不足…）

今の男女平等（完ぺきではないかもしれませんが）の
世界をつくった方といっても過言ではありません。
不可能を可能に変えていく力、
あきらめない心、
まわりと力を合わせる大切さ。
いろんなことを学んだ絵本でした。

素敵な女性です♪

女性参政権を実現したエメリン・パンクハーストの伝記を、絵本で書いた本です。
絵本なので初めて読む伝記としても、おすすめに思いました。
女性の活躍を描く本でもあるので、女の子にもよさそうですね。
男の子・女の子とあえて言う時代でもないですが。

同じ「小さなひとりの大きなゆめ」シリーズのリンドグレーンのお話がとても良かったので、こちらも読みたいと思いました。
エメリン・パンクハースト女性がまだ冷遇されていた時代に、男性と同じ権利を持つべきだと活動した女性です。
小さな頃大好きだった本のヒーローのように、たくさんの女性を助けたパンクハースト。諦めずに行動する姿がとてもかっこいいです。
訳者の上野千鶴子さんの後書きも興味深かったです。