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花をさかせたがらない小さなキャベツ フランスのおはなし」 みんなの声

花をさかせたがらない小さなキャベツ フランスのおはなし 作:中脇 初枝
絵:うえのあお
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2022年02月26日
ISBN:9784039604408
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 2
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  • 死神まで登場するだんだん話

    「女の子の昔話えほん」シリーズ。
    フランスのおはなしだそうですが、
    絵がいかにもおフランスという感じで、
    さらに登場する女の子がアントワネットちゃんということで一気にフランス気分です。
    表題は何とも不思議な印象ですが、要は、花をさかせたがらない小さなキャベツに水を上げるために、
    大騒ぎになる、何とも大らかな昔話。
    そのミッションを、おかあさんがアントワネットちゃんに頼みますが、
    嫌がられ、それをさせるために、次々と頼みまわるのですね。
    最後には死神まで動員というからびっくりです。
    おかあさんの粘り強さが圧巻です。
    そして、一気に事は進み、めでたしって、これでいいんかい!の世界。
    でも、後半のスピーディーな展開は魅力的です。

    投稿日:2022/07/10

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  • なんというお母さんでしょう

    すごい飛躍の連鎖に驚くばかりのお話です。
    小さなキャベツへの水やりを拒んだ娘に対して、お母さんは小さなお仕置きを思いつきました。
    お仕置きを頼まれた小犬がそれを拒んだために、お母さんは小犬にもお仕置きを考えるのです。
    この連鎖は、お母さんが死神に殺人を依頼するまでにエスカレートします。
    事態は遡りを始めて、小さなキャベツへの水やりをすることができました。
    結果オーライの笑い話ではあります。
    でも、こんなモンスターのようなお母さんを想像すると、身の毛がよだちます。
    どうしてお母さんは自分で水やりをしないのでしょう。
    お仕置きとしつけは別物です。
    この寓話を笑ってばかりいられないのは、考えすぎでしょうか。
    些細なきっかけの蓄積が、子どもの虐待死にいたらせた事件を思いおこしてしまいました。
    大人にとっては意味深い絵本です。

    投稿日:2022/05/05

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