「へそまがりねこ マックス」 みんなの声

ずっとずーっとおねだりしていたねこを、やっと飼えることになった男の子の喜びと、飼い始めてからの戸惑いが、とても共感できます。
それにしても、ねこと読み聞かせの組み合わぜがとても印象的てやってみようと思います。
作品中に出てくる「100まんびきのねこ」は、ねこたちが生き残りをかけて争うお話なので、この絵本にとっては、ちょっとブラックユーモア的な鋭さを感じました。
この絵本の重要ポイントである保護ねこシェルターは、まさにねこが生き残りをかけた施設でしょう。
引き取り手のないねこの行くすえもちょっと気になりつつ、愛猫家の心に響く絵本だと感じました。
ところで、へそまがりねこと言われたマックスですが、ねこってそんな存在ですよね。
ねこにも意思と都合があります。
わが家のねこは、読み聞かせは好きではないようです。

ねこが大好きな男の子は　いつもおねだりします
ほごねこシェルターから　一番気に入った猫を連れて帰りました　　　パパやママお姉ちゃんから　自分で　何でもすること　おばあちゃんに　お手紙すること・・・・　いろんな課題を言われました

ところがなかなか　懐かずに・・・
へそまがりねこだ

困っていたんですが　なんと　絵本を読んでいるとねこが自分からすり寄ってきて　懐いてきたのです

そこで　クラスの友達と　みんなでシェルターにいるネコに　絵本を読んであげると　ねこは大喜び

みんなが　ねこを飼いたいと言い出し　

さてどうなることやら？？？

後書きを読んだら・・・　へそまがりねこのことが書いてあります

ほんとにねこ　へそまがりなねこがいたんですね

きっと、猫を飼っている読み手のお子さん達は、もちろん読み聞かせを始めるのでしょうね（笑）。
嘘か誠か、こういうこともあるのだろうなーと思います。
へそまがりを直すのはなかなか大変ですが、読み聞かせって、やっぱり大きな力があるのかも知れませんね。
同じものに目を向け耳を向け共に同じ時間を過ごす。
いいですねー。

図書館の新着コーナーで見つけました。
「ねこがかいたい」とねだり続け、ようやく飼うことを許された男の子のところにやってきたのは、へそ曲がりのねこマックス。あまりのへそ曲がりっぷりに家族はカンカン。ぼくも困っていたけれど、絵本を読むとそばに寄ってきて……。
子どもたちが音読の練習をするために、犬に読み聞かせをするというのは聞いたことがあったけれど、ねこのケースもあったんですね。
本を読むのが苦手なぼくが、マックスに読んでいたのが好きな絵本『１００まんびきのねこ』だったのも嬉しかったです。