「ふしぎなでまえ」 みんなの声

表紙の題名がとても個性的なデザインで素敵でした。ストーリーも奇想天外で、予測がつかない展開で、読んでいてもとても面白かったです。特に気に入ったのは主人公達が張り切る場面です。周りの空気の色がとても素敵で臨場感が私まで伝わってくるようでした。迫力があるこの場面を見るだけでも価値はあると思いました。美味しそうなラーメンとカレーライスを見たら私も食べたくなってしまいました。かがくいさんの魅力ある作品に満足しました。

怠け者のじゃがさんとさつまさんのお話です。

おなかがすいた二人は出前をとることにしますが･･･。
届いた出前の意外なことといったら面白かったです（笑）

まさかこんな出前が来るなんて誰が想像がつくでしょうか？
発想の視点がかがくいさんならではだなぁと感じました（笑）

面白くてオススメの一冊です☆

かがくいさんの絵本…息子は絵を見ただけでニコニコ喜んで手にとりました。

出前をとるのは、ものぐさな『じゃがさん』と『さつまさん』。それだけでもふしぎな世界なのに届いた出前がカラの器。じゃがさんとさつまさんはカレーやラーメンを作らされるハメに…。

大人の感覚では『何じゃそれ？』なのですが、息子にはバカウケ！個性的なイラストも魅力的なのでしょう。

ご飯作るの面倒だわ〜。今日も出前を頼んじゃおうかしら…なんてものぐさしてたら、こんな出前が届いちゃうかも（笑）。

ジャガイモとサツマイモが「おなかが空いた」と出前を取ります。
カレーとラーメンとお寿司と天丼。

…ジャガイモとサツマイモが出前取ってどうするの？！
…ジャガイモとサツマイモがそんなにいっぱい食べるの？！
…むしろあなたたちが材料！
とか思っていると、ピンポーン。
出前がやってきました。

まずはカレーとラーメン届きました。
が、なんと！
カレーとラーメンの器に手足がありますよ？
そして彼らはある事を言うのです。

子供は大変おもしろがっていました。
これからは家に出前が来る度にドアを少しあけて外を確認しそうです。
どうか、ふしぎなでまえじゃありませんようにと。

表紙からして怪しく、そそられる絵本です

こどもはまず、
表紙の裏側にあるじゃがいもくんを見て
「これ○○くんだ〜！」といきなり大うけ。
幼稚園のお友達にそっくりなんだそうで・・

今度はじゃがいもくんと　さつまいもさんが座り込んで
いる絵で再び
「また○○くん〜！」
「こっちは△△くんだし〜！」
と、意外な部分で大うけしちゃって
なかなか文章を読ませてもらえませんでした。

くれよんで書いたような暖かいタッチで描かれた
不思議でゆかいな絵本です。

じゃがいもとさつまいもがなぜだか知らないけど
逆に料理させられている場面では
後ろのちゃぶ台で座って待っている
皿と丼の表情が可愛いいところも私は大好きです。

ほらね、表紙から面白そうな予感。
しかも、子ども達が大好きなメニューですよ。
主人公はものぐさの、じゃがさんとさつまさんご夫婦（？）。
ね、最初から脱力系。
お腹がすいたので、出前を頼みますが・・・。
予想も付かない展開に唖然とするばかりですが、
やはり調理の場面は魅せますね。
ラストは、あとは読者の想像にお任せ的ですが、
なんとなく目に浮かんできて、ページ数以上のお得感がありますね。
これは読み聞かせでも手ごたえありそうです。キープ！

読んで、なんだか後口の悪さを感じるのはなぜでしょう。
フィクションとはいえ、これから出前を頼むことに躊躇してしまいそうな、そんなお話でした。

出前というものを、だれも考えないような発想をもって、おもしろこわいものにしてしまった、作者のかがくいさんのユーモアに脱帽です。

出前を頼む人がものぐさだと、かなりおそろしい出前がやってくる。。。こんなことも暗喩している本なのかもしれません。一度読んでみる価値ありです。

いもすけだんちのじゃがさんとさつまさん、出前を取ることにしました。ところが出前のお品がくるはずが意外な展開に。ここからビックリが続きますが、３歳の息子は身を乗り出すように絵に惹かれていました。本当に美味しそうな食べ物で、匂いや器の暖かさが伝わってくるようです。
表紙のオカモチ、裏表紙のオカモチにも暖かさがこもっている絵が気に入りました。絵本を開いたところの絵も美味しそうですよ〜。読んだ後、お腹が空きますからね。お気をつけてください。

個性あふれる　かがくい　ひろしさんの作品です。
まず飛び込んできたのは、おいしそうな料理の数々。
息子「オレ、寿司かカレー。」
娘「どれもおいしそう〜。」と食べる気満々？になったようです。
さて、どんな”不思議な出前”がくるのかな？と思ったところへ、
息子「え〜。こんな出前ならいらないよ〜。」
娘「出前の意味がない？？」とびっくり。
最後の”銀寿司で〜す”の言葉に、
息子「この２人寿司作れるの？」と心配になった模様。
登場人物の顔がどれも表情豊かで、おもしろいので、
マジマジと見てください。

毎回面白い絵本を書いてくださっているかがくいさんの絵本。
特有な挿絵なのもあって、息子も表紙をみて、
かがくいさんの絵本と分かったようで、
自分の読んでいないかがくいさんの絵本ということで大喜びでした。

今回もつっこみどころ満載でした。
出前を頼んでいるにも関わらず、
なんでその本人たちが料理しちゃうの〜みたいな感じで、
息子は笑っていましたね。

でも母にしてみれば、
こうやって毎日愛情たっぷりに作っている母の料理をもっと大事に食べてね〜
と好き嫌いばっかいう息子君に言いたくなりました（笑）