「やまのぼり」 みんなの声

ばばばあちゃんシリーズです。
さすが　ばばばあちゃん　山を作っちゃうなんて、普通の人は考えませんよ。
しかもカラフルな山で、娘はとびきり喜びました。
そして・・・最後に”いびき”最高です！！
息子「パパと　どっちが大きないびきかなあ〜」
本当にどっちが大きいかなあ。

ばばばあちゃんシリーズの本です。
どうぶつ達とやまのぼりに行こうと計画したけど、みんながたくさんおもちゃなどを持って山に行きたいというので、ばばばあちゃんは考えました。
みんなにカーテンをもってこさせて何をするのかと思ったら・・・カーテンを縫い合わせて屋根に乗せちゃいました。
その近くでご飯を作って遊んでテントまで張って・・・夜はテントで寝ました。でもばばばあちゃんが先に寝てしまうと、ばばばあちゃんのいびきでみんなは眠れなくなってしまいました。だからみんなはそのままおうちに帰ってしまいました。「家が近くてよかったよ」と言うのが笑ってしまいました。
近くのものを何にでも改造してしまうばばばあちゃんにはびっくりです。

やまのぼりに行こうと言うと、大喜びのみんなの荷物の多いこと、多いこと！
ここで、うんうんと頷いてしまいました。
我が家の子ども達も全く一緒だからです。
なんで、法事にいくのに、将棋やらトランプやらリュックに入れているのでしょう。
なんで、普段はまったくやらないドリルなんて、車に積もうとしているのでしょう。
我が家の場合は、私がここでカミナリを落として、ひと悶着あるのですが、ばばばあちゃんはさすがですね。
ガミガミ言うより、みんなが一番楽しい方法を考えてしまいます。
結局、形式にこだわるより、みんながワクワク、ウキウキできるのがなにより楽しいのです。
この本は、そんなことをさりげなく教えてくれます（親に）。
子ども達は、ごちゃごちゃ考えずに、ただただ豪快な山に無邪気に喜んでいます。

ばばばあちゃんの本は、あまり読んだことがないのですが、ばばばあちゃんって、あそびのアイディアマンなんですね。
それも、出来そうで、出来ないことを身近なものを使ってやってのける・・・まさに、知恵の詰まった”ばあちゃん”でないと出来ないです。

何よりも、ばばばあちゃんのキャラクターに圧倒されてしまいました。

今回のカーテンを屋根からかけて、山を作ってしまうという発想も、正直、私は”そんなばかな・・”と思いましたが、この発想力と行動力を見習ったら、子供との遊びの幅はもっと広がるな・・・と、反省しました。

　ばばばあちゃんシリーズは、普段考え付かないような発想の絵本がいっぱいです。

　子供はもちろん喜びますし、親自身も毎日の子育てをユーモアあふれる生活にしたいという気になります。
　
　肩の力を抜いて読みたい絵本です。

　ばばばあちゃんの絵本のこの山はなかなか作ることはできませんが、絵本の中で体験した気分になれますね。

　コレカラもユーモアと奇想天外な発想の絵本を楽しみにしています。

さとうさんは子どもの頃は、体が弱く都会から田舎に越したそうです。
そこで、野草や野花を摘んだり、山道を歩いたり、
その暮らしが楽しかったそうです。
だから、山がお好きだったんだと思います。

こうやって、山を作ってしまえば、体調が悪くたって、
いつでも山で過ごす事が出来ます。
そんな夢がこの絵本になったのでしょう。

ばばばあちゃんシリーズの一冊。山登りを計画したけれど、みんなの荷物が多すぎて運べない。そうしたら、ばばばあちゃんはあるものを山に変身させて、、、。ばばばあちゃんの発明にはいつもわくわくさせられます。今回はとてもにぎやかで鮮やかで楽しいですよ。山登りしたいな〜という気分にさせられます。

　　ばばばあさんは、いつもゴウカイで想像つかないことを
簡単にやってのけます。庭でキャンプ、楽しそう！

　　最後のイビキもごうかいだ！
　　私のおばあちゃんも、ゴウカイというか、想像つかない事をして、いつも私たちを爆笑の渦に巻き込むのです。
先日、自宅前の川に大きな亀が泳いでいたらしく、ひ孫達に見せようと亀を捕まえたそのとき、亀にかまれてしまったそうで・・・わたしたちは、そんな災難に大爆笑！！だって、おばあちゃんのなまえも、「カメ」なんだもん！ソウデス、「カメが、亀にかまれたのです！」そんなおばあちゃんは、88歳。
　　ところで、ばばばあさんは何歳なんだろう？

あははは、その手があったか！
ばばばあちゃんはいつも、本当に、私たちが思いもよらないことを考え出してくれます。
今回、山登りに集まったみんな。
でも、それぞれがあれやこれや持ち物を持ってきて、こんなにいっぱい、持っていけないよ。
普通なら、荷物を減らしますよね。
だけど、ばばばあちゃんなんですから、そんな普通のことをするはずがない。
なんと、みんなの家中のカーテンを持ってこさせて、縫ってしまいます。
出来上がったのは、なんと山！
はあ〜すごい。でもでも、なんて便利なの。
「すぐ頂上まで登れる」「すぐ眠れる」
ああ、最近体力の衰えた母は、なんていいアイデアなんだと思ってしまいました。

最後のオチもなかなかですね。ばばばあちゃんらしいです。

やることなすこと、全てが豪快なばばばあちゃん。
そんなばばばあちゃんを息子も私も気に入っています。
今回もその破天荒さで、山を作ろうという発想。
「えぇ！！どうするの？？」と息子は大喜びでした

そしてもう1つお気に入りの場面が。
森の友達が布団やら自転車やらをもってきているところ。
「やまのぼりにそれはないでしょう」と笑っていました。
いつのまにか、ばばばあちゃんの破天荒さがみんなにも伝染しているのかも･･･
恐るべしばばばあちゃんパワーです。
面白く読める絵本です。