から揚げを通して、命の大切さを教えてもらいました。
一晩経って固くなったから揚げを、主人公のようたくんは食べることができません。
すると、から揚げが話しかけてきて、食べて食べてと言うのです。
日本在来のニワトリは体が茶色くて、名前を「かしわ」と言うのですね。
海外の白いニワトリは柔らかいけれど、かしわは固いというのも、この絵本を通して知りました。
そのかしわをようたくんは最初食べられなかったわけですが、命の大切さを知ってからは食べられるようになりました。
目の前にある食べ物をただ食べるよりも知ってから食べる方が、ありがたく頂けるでしょう。
幼稚園や保育園、小学校などで読み聞かせをしたら、お弁当や給食を残さず食べる子が増えそうですね。