「ピカッゴロゴロニャー！」 みんなの声

恐いテレビゲームから、ゲームのキャラクターが飛び出してきてしまったら…。そんな実際にはあり得ない、やや突拍子のないお話でした。しかも、主人公たちを守ってくれるのがまさかの！！
子どもウケは良かったのですが、私にはユーモアを理解することが難しい絵本でした。

学校から帰って　すぐにテレビゲームするお兄ちゃん
手を洗い　うがいして　おやつを食べる　妹
そんな時　カミナリがピカッ！　ゴロゴロドォ〜ン

こわいな〜

そんな時　お兄ちゃんは　お化け忍者百物語
ドロドロ対決のまき　
こんな怖いゲーム　　　テレビの中から〜　お化けが出てきた
その時　ねこのタマが忍者に変身
オバケたちと戦うのです

タマってつよいな〜

ラストのタマの「ゴロゴロ　ニヤッ」がなんとも　おかしいな〜

表紙の怪しげな忍者たちが気になって、手に取りました。
かみなりの音と共に、ゲームの中からおばけ忍者が飛び出してきます。慌てるきょうだいをよそに、飼い猫のタマが果敢に立ち向かって……。
なんともびっくりな展開にソワソワドキドキしっぱなしでした。
賑やかなイラストも楽しいです。迷子になっている赤い首輪の猫、クロちゃん探しなども楽しめます。

お母さんが買い物に行って、兄妹でお留守番。
雷が鳴り出したりしたら、心細くなりますよね。。。
そんな時、TVの中からおばけまで出てきたら。。。さあ大変！！
お留守番というドキドキの状況に、雷とおばけまで加わったら、ドキドキMAX！！
大ピンチを救ってくれたのは。。。身近な存在でした！
日常と非日常が入り混じったスリルとスピード感あるドキドキストーリーでした。

お母さんがお出かけをしている家の中で、お兄ちゃんと妹がピンチに陥ります。
家に雷が落ちて、ゲームに登場していた妖怪たちが、テレビから出てきたのです。
そして怖がって何もできない二人を守るため、飼い猫のタマが大活躍します。


なんとなく、突っ込みどころ満載の絵本に感じます。
タマはいったいいつから忍者だったのかとか、ぬいぐるみの立ち位置はなんなのかとか。
それでも面白いので、素晴らしい絵本だと思います。