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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

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いぬ」 みんなの声

いぬ 作:ショーン・タン
訳:岸本 佐知子
出版社:河出書房新社
税込価格:\1,980
発行日:2022年07月21日
ISBN:9784309292007
評価スコア 4.33
評価ランキング 16,299
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  • 犬と人間の距離

    犬と飼い主は、恐ろしいほど親密な近さに違いありません。それが、どちらが死に、どちらもが死んでしまうと、犬はひたすら再会を待ち続ける存在になるのでしょうか。
    道の向こうとこちら側で、川の向こうとこちら側で、ただ待ち続ける姿が痛々しい距離感です。
    それが様々な人と犬とで繰り返されます。
    再びあゆみより、一緒になり、歩き始めるところが感動です。

    投稿日:2023/11/06

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  • 犬の姿をかりたもの

    オーストラリア出身の絵本作家ショーン・タンのことは、
     2006年に発表された『アライバル』(日本では2011年に出版)で
     その名前を記憶している人も多いだろう。
     この本は、文字がなく、絵だけで物語を紡いでいく、
     とても斬新なものだった。
     この作品でショーン・タンは一躍有名になり、
     その後も多くの作品が出版されている。
     今は絵だけの作品ではなく、
     ちゃんと文もはいっているが、
     それでも多くを語るのはやはり絵といっていい。

     2022年7月に刊行された『いぬ』には
     多くの言葉が綴られている。
     それはタイトルに示す通り、
     人間の歴史とともに常に歩んできた犬という動物への
     愛情にあふれたものだ。
     「あとがき」の冒頭に、
     「犬と人間の関係は、ほかのどんなものとも似ていない。」と書いた
     それがショーン・タンの、
     犬への素直な思いなのだろう。

     けれど、人間と犬の間には
     大きな道があることもあったし、
     河が流れていることもあった。
     戦場で燃える鉄路が横たわっていることもあったし、
     雪で閉ざされることもあったし。
     ショーン・タンは、
     その時々の人間の姿を変えるように、
     犬の種もまた変えている。
     そして、最後、
     人間は犬とふたたび抱き合える時を持つ。

     この本に描かれているのは犬だが、
     それはもしかしたら、
     愛する人かもしれないし、家族に見えないこともない。
     あるいは、見知らぬ世界の人たちともいえる。
     そういう多様さを感じられることこそが、
     ショーン・タンの魅力といっていい。

    投稿日:2022/11/27

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