『とある めだたぬ ちいさなまちの・・・』と
これから何かを予感させるような出だしで、とてもワクワクしました。
忍者一家が住んでいて、家に帰ると忍者修行。
結構、楽しそうな修行で読んでいるこちらも出来そうに思えてきちゃいます。
そして富士の火口である、忍者大運動会。
主人公 つばめ丸を「がんばれ〜」「とりゃ〜」と応援したくなります。
1戦交えた後、忍者に変身する前の姿に戻った人達を見て、
もしかして身近な人も?!と思えたり、平然と帰っていく人達に笑えたりして・・・。
山本孝さんの絵がつるんと怪しくもあり、迫力もあります。
忍者ファンが増える1冊です。