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ちいさいフクロウとクリスマスツリー」 みんなの声

ちいさいフクロウとクリスマスツリー 文:ジョナ・ウィンター
絵:ジャネット・ウィンター
訳:福本 友美子
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2022年10月24日
ISBN:9784790254355
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,608
みんなの声 総数 21
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21件見つかりました

  • とんでもない?素敵?偶然のお話

    フクロウが住んでいた木がニューヨーク市のロックフェラー・センターのクリスマスツリーになってしまうというお話でした。
    「こんな偶然、絵本のなかでしか起こらないよね」と思いながら最後まで絵本を読んでいましたが…
    作者のあとがきを読んで、本当にあった出来事だと知って驚きました!
    フクロウにとっては「とんでもない偶然」なのだと思いますが、第三者の立場からすると、「ちょっぴり素敵な偶然」の出来事で、楽しく読ませていただきました。
    そして、そんな「偶然」にクリスマスらしさを感じさせてもらいました。

    投稿日:2022/10/11

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  • すみかを突然失っても

    森に棲んでいたフクロウが突然、棲家を失ってしまう
    お話ですが、人間にも自然に住んでいる一員である以上
    わが身に降りかかることがあります。
    私の住んでいる鈴岡県では二年前に土石流災害で
    伊豆山に住んでいた多くの方々が家を失いました。
    今年は台風で浸水被害や土砂崩れで多くの方々が
    突然住み家を奪われています。
    ですがちいさなフクロウに救いの手が差し伸べられたように
    各地でも行政のボランティアの方々の尽力で少しでも
    以前の暮らしが取り戻せるよう努力が続けられています。
    災害や環境の予期せぬ変化は誰の身にもふりかかるもの。
    それでもお互いに助け合って新しいすみかを作っていくことは
    出来るのではないかなと希望を持たせてくれる絵本でした。
    実話をもとにしたお話と、一枚絵の連続の挿絵がとても
    印象に残りました。

    投稿日:2022/10/15

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  • 幸せ運ぶふくろう 受賞レビュー

    とっても綺麗で華やかな、ニューヨークのロックフェラーセンターにあるクリスマスツリー。
    これまでに、どれほど多くの人々を、幸せな気持ちにさせてくれていることでしょう。
    あのステキなクリスマスツリーにまつわる、こんなお話があったなんて!
    小さな小さなふくろうの、それは素敵なものがたり。

    ある日突然、住処の木が切られて、知らないところに運ばれていったふくろう。
    どんなにびっくりして、不安だったことでしょう。
    でも、小さな小さなふくろうがいることに気がついた優しい人々の手によって、保護され、
    無事に安全な場所に戻れるのです。本当に良かった!

    心配の後のラスト心温まるお話に、ほっこりしました。
    とても綺麗な絵が添えられて、素敵なクリスマスプレゼントをもらったような気分になります。
    幸せを運ぶふくろうって、本当なんだなあと思いました。
    と同時に、命や環境破壊等、考えさせられる深く素敵なこのお話を、
    多くの子どもたちに届け、幸せな気持ちを共有しながら一緒に考えていけたらと思います。

    投稿日:2022/10/15

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  • 実話をもとに

    ニューヨークのロックフェラーセンターのクリスマスツリーは、毎年テレビで話題になるほど有名です。
    でも2年前にこんなニュースがあったとは知りませんでした。
    これは実際にあった話をもとにして描かれた絵本です。

    森で伐採され、飲まず食わずで4日間も運ばれ、小さなフクロウにとって見るもの聞くもの生まれて初めてのことにどれだけ不安で疲れ切ったことでしょう。
    人間の都合により毎年たくさんの木々が伐採され、このフクロウと同じくすみかを奪われてしまった動物たちがどれだけいるのだろうと思わずにおれませんでした。
    一方、この小さな命を救ったのも人間でした。優しい善意あるたくさんの人たちのおかげで元気を取り戻し、森へ帰ることが出来たフクロウ。本当に安心しました。

    お話は淡々と描かれているので、この絵本を読む子どもたちも様々な思いを抱くことでしょう。
    とても美しい挿絵も心に響きました。

    投稿日:2022/10/15

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  • 森に帰れてよかった

    とても綺麗な絵本です。森の大きな木で暮らしていた小さなフクロウ。ある日、突然、人間の声がして、大きな音がして、木ごとトラックに乗せられて町に連れていかれた。何がなんだかわからないフクロウ。動物保護センターで助けられ、自然に戻ったという実話だそうです。森に戻ったので良かったけど、このフクロウがこんな体験するのは、人間の身勝手のせいだな…と感じずにはいられなかったです…。子どもたちも、いろいろ感じるでしょうね。

    投稿日:2022/10/06

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  • ちいさいフクロウの災難

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    小さいフクロウの立場になってお話を読んでみて、最悪の結果ではなかったけどかなりの災難だったという印象です。
    何が起きているのかもわからず、フクロウにとってはすごいストレスだったと思います。
    絵も文章も分かりやすく5分ほどで読めるので、小学校の読み聞かせリストに加えたいです。

    投稿日:2022/10/07

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  • 引き寄せの法則

    この絵本を読んで、引き寄せの法則を感じました。
    なぜなら住処としている木がなくなっても遠い場所に運ばれても、フクロウは、全体的に幸せだからです。

    それはフクロウが小さかったのもあるだろうし、狂暴でなかったのもあるだろうし。
    フクロウの穏やかな性格が優しい人々を引き寄せて、なんとかなったように感じました。

    普段の精神状態って、大事ですね。
    私も気を付けようと思います。

    投稿日:2022/09/29

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  • 胸がジーンと熱くなる1冊。

    実話だからこそ胸が熱くなる、本当に助かって良かった。そう思うお話でした。こんなに小さなフクロウが、森からニューヨークへ。たまたま人に見付けられ助かったのですが本当に生きててよかった。涙が出そうになるほどこのフクロウが生きていてくれたことが嬉しかったです。クリスマスマジックでは無いかもしれないけれど、このフクロウがこの木の中にに居て、たまたまこの場所に来たからこそ助かったのかもしれません。もしも別の場所に運ばれて別の用事に使われるための木の中に居たら・・・、きっと助かっていなかったかもしれません。
    この1冊の絵本で人間たちが自然界の動物たちを危険な目に合わせている事を改めて考えさせられました。
    この絵本が販売されたらこの絵本を購入し、子供達にぜひ読んであげたいと思いました。子供達にも自然を大切にする気持ち、小さな生き物を大切にする気持ち等、色々とこの絵本を通じて感じてもらえれば、と思います。本当に素晴らしい1冊で、販売が待ち遠しいです。

    投稿日:2022/09/25

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  • 見つかってよかった。

    ロックフェラーセンターに飾るために運んできたトウヒの木に住んでいた、フクロウのお話。
    実話だそうです。

    運悪く(?)住処の木を大都会に運ばれてしまったフクロウ。20cmほどの小さい種だし、そのまま命を落としていたかもしれないと思うと、作業中に見つかったよかった、と思いました。
    プロの手で野生に戻ることができた事も。

    ただ、もともと住んでいた森に戻れたわけではないと思うと、心の隅が痛くなりました。

    ライトな感じのイラストで、フクロウはとても可愛いです。
    人間と動物の関わりを考えさせられる一冊でした。

    投稿日:2022/09/26

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  • フクロウはただ見つめています

    • ぱこぴさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子2歳

    森で静かに暮らしていたフクロウが
    初めて見るけしき
    初めて聞くおと
    初めて会うにんげん

    純粋なまん丸の目で見つめるその世界が
    どうかフクロウを傷つけませんように!
    鼓動が早まり、祈る気持ちでページをめくりました。

    絵はくっきりと丁寧に描かれていて、
    文章は全てひらがなとカタカナで書かれています。
    終始穏やかに語られる物語は、読み終わってからも
    私の心に静かな余韻を残しました。

    自分よりも大きな力を前にしてもフクロウは何も語りません。
    全てを見つめる目は力強く、
    運命に身を任せながらしなやかに羽ばたきます。

    都市の豊かな暮らし、イルミネーションの人工的な美しさ、手放せない機械の便利さ。
    ただ、人間が歩きやすいよう敷き詰められたそのコンクリートの下には、
    小さな生き物のお家があったはずです。

    2020年に実際にあった出来事を書いたこの絵本を手に取って、我が子に何かを感じて欲しい。
    成長する子どもの側に置いておきたい1冊です。

    投稿日:2022/09/19

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