「かぼちゃスープ」 みんなの声

あひるが家出をするシーン、りすが二階から見送っていて、それを空から見たような絵になっています。遠近感があって、映画を観ているような気分になる絵です。3匹が1つのベッドに寝ていて、階下の明かりが下からさしている絵もそうです。全体の色調はオレンジっぽく、光と影がとても温かい雰囲気を作っていると思います。物語は、友達がケンカ別れして、また仲直りするというシンプルなものです。あひるのわがままっぷりにあきれますが、まあ、そういう子もいるよね、それでも仲良くしなくちゃ、という教訓なのかな。バグパイプとバンジョーと歌で演奏するというのですが、取り合わせが、いまひとつピンときません。どんな曲なんだろう。

世界一おいしい♪かぼちゃスープを作る仲良し３人の
ねこ・りす・あひる！
スープを作る時も、音楽を奏でるときも
３人のそれぞれのぶんたんが決まってるんですって！
子どもも、３人いれば社会ができる！って言いますが
この３人も一緒なんですね！思わず笑っちゃいました！

いつも味付け担当のあひるはねこやりすが
分担してるきりわけ、スープのかき混ぜを
どうしてもやってみたかったんだろうな〜

一緒に読んでた息子は、「あ〜、混ぜるの楽しいよね〜
でも、切るのも味付けもしたい！！」
あひると同じ！それを実行したあひる。

実行したのはいいけど〜、勝手がわからないから
スプーンを取ることにも大変！！
とうとう２人に見つかって・・・

３人のやりとりがかわいいお話し。
でも、ケンカをしてあひるが家出しちゃった！
そこからはまた、友達の大切さを感じることができる
素敵なお話し。

子ども社会にとっても類似したおはなしで
子どもたちにもお友達を思いやる気持ちを
理解できると思います。
ぜひ、お子さんと一緒にご覧下さい！

一つ一つの絵が、額に飾ってもいいくらい完成されている！
アヒルのちょっとしたわがままから喧嘩をして家出をするという単純なストーリーではあるがシンプルで子供に伝わりやすい作品である。
ぜひ、兄弟のいるご家族に読んでいただきたい作品だ。年上の大変さがこれでわかるはず？（笑）

保育園に勤める卒業生からの報告で「子ども達がはまっています…」ということでした。ですからサークルの研修で学生が読んでくれるという時にはわくわくし期待いっぱいでいました。ケイト・グリーナウエイ賞を受賞したという絵本です。絵は本当に本当にすばらしい！！
仲良し３人組の生活があひるのちょっとしたわがままでへんてこなものになってしまいました。猫とりすの努力で回復したかに見えたのに、最後はまたあひるのわがまま？その後の結末を知りたいです。

この絵本は料理の絵本でありながら、友情についてもメッセージがあります。それぞれが個性を持っているのだからずう〜っと平和は有り得ないかもしれません。許すことの難しさ、大切さも教えてくれています。
ただ日本語訳が私には耳障りでした。お話しとして楽しみたいです。

かぼちゃスープの役割はちゃんと決まっているんだけども
たまには違う役目もやってみたいあひるさんの気持ちとてもよく判ります。
確かに切り分けたり、鍋をかきまぜたりするほうが楽しいかも。
でもあひるのお仕事は地味だけどとても重要。
あひるさんの代わりは誰にも出来ないのです。
３人が仲良く暮らしてこそ世界一のかぼちゃスープが出来るのだと
気づく３人のストーリーに温かみを感じます。
それでもオチャメなあひるさん、ラストでまたもねこやりすを困らせてしまうんですよね。全然違う種類の動物さんたちなんだけども
この３人、ねこ→りす→あひるの順の３兄弟みたいに感じるんですよ。
とってもカワイイです♪
娘もよくキッチンに来ては｢まぜまぜさせて！｣とせがむので
私も読みながらこのあひるが娘の顔に見えてきて可笑しかったです。
それにしてもこのかぼちゃスープ、シンプルな味付けなのに美味しそう。
私も作ってみようかな（＊＾。＾＊）

森の一軒家に住んでいる猫・りす・あひるはかぼちゃスープ作りの名人。
きちんきちんと手順を踏んで、役割分担をしています。

ある日、あひるがその役割に異議をとなえて、、、。

なめらかな質感、独特な雰囲気を持つイラストは異国情緒に溢れています。

三匹が住んでいる家も、かぼちゃの形でハロウィンのよう。家具や食器も綺麗です。

文章とこまごまとした挿絵が交互に描かれたページもあり、イギリスを代表するピーターラビットの絵本に通じる部分もあります。

でも、なんといってもいいのはこの三匹の間柄。
喧嘩もするけど家を出て行かれるとすごく心配。
やっぱり三匹で一緒にいないと。。。と思わせる暖かい思いやりがあります。そんな三匹の日常生活のひとこま。

最後にまた喧嘩の火種が！

「これを繰り返して仲良く暮らしていくんだろうな。」と心が和む一冊です。

かぼちゃスープとコーンスープが大好きなわが子に絶対ウケル！！と、図書館で借りてきました。
案の定、かぼちゃスープを飲んでいる動物たちの表紙を見て、「読んで」と、私の膝に入ってきました。

バグパイプやバンジョーという、大人でもあまり馴染みのない楽器が出てきますが、すんなりと、「ねこはこれ、リスはこれやね」と理解してくれて、ビックリしました。

あひるのちょっとした”わがまま”でけんかになった３匹。
帰ってこないあひるを心配して、反省して、肩をおとして帰るねことリスがとても愛おしいのです。
あひるが帰ってきて、あーよかった。
でも、また・・・・と最後のページ、お楽しみです。

絵が、とても丁寧できれいです。
秋に読んであげればいいような、暖かな色合いです。

４歳くらいの子から読んであげるのがいいかと思います。

うちの子も、「なんかスープが飲みたくなった」といっていました。

仲良しのネコとリスとアヒル。
それぞれちゃんと役割分担をして世界一おいしいスープを作ります。でも小さなアヒルさんは自分の担当以外の作業をしてみたくなって、みんなとケンカになって家を飛び出してしまいます…

かぼちゃの色を中心に温かくとっても可愛い絵です。アヒルの羽やリスのシッポのフワフワした感じまで丁寧に描かれています。表情も豊かで愛らしい！裏表紙までお話の続きと思われる絵が描かれていて、微笑ましいです。ぜひ絵（三匹の表情）をジックリ楽しんで欲しい絵本です。
私が特に印象に残ったのは「なみだがぽたぽたスープにおちてもっとしょっぱいスープになった」ページです。
子供が特に気に入っているのはアヒルが何をしてもネコとリスが文句を言わず相手をしているページです。

普通の文章とはちょっと違うので一番最初に読んだ時は、つまづくこともありましたが、一度読んでしまえば調子よく読んであげることができました。リズムのあって子供も聞いていて楽しそうです。

カボチャスープに興味を持ってくれたようなので、今度作ってあげたいな。世界一のスープは無理ですけどね。
温かい絵と温かい友情の絵本です。

絵がとってもかわいいです。
小さい子どもが素直に感情移入できるようなお話です。
ケンカして、反省して、仲直り。そして、またケンカ（？）
子どもが日常的に経験していることですよね。

小学校の読み聞かせで読もうと思って買ったけれど
とても読みづらかったのであきらめました。
人前で読むには読みこまないとダメだなと感じました。

いつも役割分担ができていて仲良しのネコ、リス、アヒル。
ところがある日、喧嘩がはじまって、アヒルが家出をしてしまうのです。喧嘩の理由は些細なこと。仲直りは自然で、ほほえましいお話です。そして、また最後には喧嘩がはじまる？というのも本当らしくて子供も共感できるようです。