おいしそうなのはもちろんですが、お菓子たちがみんなとってもチャーミング。すぐに子供たちのハートはわし掴みですよ。絵が素敵なんです。
「ケーキ婦人のお店の生クリームの屋根は食べられるんだろうか?」「マカロンの水色は何味なんだろうか?」と、お菓子が気になる息子たちは、お話をなかなか先に読み進められず「おいしそうだなー」とお菓子を眺めながら行きつ戻りつして楽しみました。
私は、和洋リーダーたちの間に化学反応も生まれつつあるように思え、気がかりで気がかりで2人の展開ばかり見ちゃいました(笑)
ケーキの貴婦人が和装してどら焼きの親分とデートしている絵がめちゃめちゃよかったです。そうなのね、そうなったのね!と独り言つ私に「お母さん何をぶつぶつ言ってるの?」と怪訝そうな顔の息子たち。ニヤニヤしながら「なんでもない」って答えました。
勝手な大人の解釈というか願望満載な気もしますが(笑)つぶあんの生どらが大好物な私にとっては、このお話の展開には大満足でした。食べたくなっちゃったなぁ。