「とっても いいひ」 みんなの声

今年は私にとって石井睦美さん発掘の年かと思うぐらい、見つけると読んでいる作家さんの一人です。

この本は石井さん訳の本ですが、読んでみました。

読み終わって私の好みというのか、こういう本好きだなあと思いました。

何となく運が悪いなあと感じる日や瞬間ってありますよね。でもその反対にいいことがあった日というのもあって。

人生ってバランスがとれていると思います。

悪い日もあるからいい日のありがたさが身にしみてわかるのかもとも思います。

すごくシンプルなのだけど、深いな〜と思いました。
気持ちしだいで｢いい日｣と｢悪い日｣が変わってしまうんです。
同じ出来事でもネガティブに考えればどこまでも嫌な一日になります。
でも、見方を変えればとってもいい日。
そんな考え方を見習いたいな〜と思いました。

2歳7ヶ月の息子に読んでやりました。絵本の表紙とタイトルにひかれました。その名のとおり、4種類の動物にとって、悪いことが起きたあとにいいことが起きたので、いい日だったね、というとてもシンプルなお話です。

特段、大きなストーリー展開があるわけではないので、穏やかなストーリーをお好みのお子さんにはいいのでは。うちの子は、ママを探すこぎつねがママを見つけたところが一番好きだったみたいです。男の子なのでいまだにとっても甘えん坊。その様子がこぎつねの親子に見えたらしく、そこが印象的。

絵も素朴でとてもシンプルないいタッチ。悪いことだけではなく、小さな良いことを発見しようよ、子供のうちからそういうプラス思考にもっていく練習なのではないでしょうか。

こどもはいい日、悪い日なんて考えないだろうから・・大人むけの絵本かな？と思いながら読んでいました。

絵がとてもかわいくてわかりやすいです。

ぶんしょうが短くてわかりやすいです。

なんて　わるいひ　なんだろう　　だってね・・・

から、はじまるので　どっきりです。

それは、　おかあさんとはぐれたり、だいじなどんぐりおとしたり、

うん・・うん・・かなしいな。って共感できる事でした。

でも・・・悲しい事のあとにはうれしい事がやってくる？

悲しい事ばっかり続かない？

いいことがいっぱいあるんだよー。って最後はうれしい気持ちになれたのでよかったです。

タイトルが「とってもいいひ」だから・・・この絵本よむとなんだかいい事がおこりそうな気持ちになれました。

絵画のような絵がすてきな絵本です。
小鳥も犬も、はじめはみんなツイていない日だと思っていたけれど・・・。
日々降りかかってくる小さな災難や面倒ごと。誰にだってありますよね。
でもぶつくさ文句を言っていないで、さらっと気持ちを切り替えてハッピーに生きようよ！そんなメッセージが描かれている絵本です。
悪いこともあればいいこともある。悪いことにとらわれてくよくよせず、目の前の幸せに目を向ければ、いつだってとってもいい日！
文字の少ない簡単な絵本だけど、子どもよりもお疲れ気味の大人におすすめしたいな。

あっという間に読めちゃう絵本ですが、
とってもいいひ！って言えるわけがこの本にはちゃんと示されていると思います。
いいことばっかり続いていると、それがいいこととは思えなくなるけど、この絵本のように、がっかりすることがあったあとのいいことは、本当にいいことだって感じることができますよね。それを、読んでる子どもも感じることができるわけです。いい絵本だ。
わるいことと思っていたことが、後でふりかえるといいことにみえたり。。。人生ってこうゆうもんだよって教えられてるみたいで、納得させられました。

一見簡単な内容のように見えて哲学的な要素を含んでいるこの絵本は文章も短めで登場人物たちもとても大きく描かれていて娘の反応はとても大きかったです。よく眺めて見ると最初のページと女の子の着ている服の模様が統一してあったりとおまけも発見できてとても満足しました。それぞれの主人公がとても素敵な笑顔になったので私も娘もとても嬉しくなりました。大きな太い線で描かれていたのが娘には反応がよくはっきりとらえる事が出来た様でした。

悪いことの後には良いことがある。
あたりまえのことかもしれませんが、悪いことがあった日はとても落ち込みます。
私ってなんて不幸なんだ、と思ったりします。

でも、その後には必ず良いことが待っているはず。
悪いことがあったからこそ、些細なことに幸せを感じられるのかもしれません。

悪いこともあればいいこともある。
そんなことを教えてくれる絵本です。

子供に読み聞かせながら、何故か私自身が教えられている感じがしました。
というのも、自分がネガティブになってしまうことがよくあり、何かしら嫌なことが続くと「今日は悪い日」と決め付けてしまうんですよね。
でもそんなときに、ちょっと違った目で周りを見つめなおしてみると、今まで気付かなかった幸せが意外と目の前にあったりするのかなと思いました。

子供が落ち込んでいるときには、この絵本に出てくる小鳥のようになれるよう、励ましてあげたいです。

ちょっとしたことで今日はわるい日だなと思ってしまうことがあります。でも反対にちょっとしたことで今日はなんていい日なんだろうと思えることもあります。
『とってもいいひ』に登場することり、こいぬ、こぎつね、こりすたちにも、わるいこともありますが、それ以上によいことがおこります。
最後に登場するちっちゃなおんなのこの気持ちが読み手、聞き手の心もほのぼのとさせてくれるでしょう。
くりかえしもでてくるので、幼児と一緒にお母さんが読んであげると良いのではないでしょうか。