表紙の可愛くて、優しい色使いの絵にとても惹かれました。
お話もとても良かったです。
もりのちいさな池に住むカエルのピータン。
そこへ世界を旅して回る渡り鳥のパーチクが休憩にやって来ました。嬉しくてもてなすピータン。
世界中での旅の話を聞かせてくれるパーチク。どのお話も素敵で、私も行ってみたいなと思いました☆ピータンもそうでした。
そして、パーチクに君も旅してみたらと言われます。ピータンは「それもいいね」と言いますが、今度はピータンがちいさな池でのさまざまな素敵な出来事をパーチクに話します。
ちいさな池だけど、ピータンのお話には大きな世界がありました。
どちらの話もとても素敵なものでした。そして、お互いにどちらも素敵だと認め合い、でも自分にあった生き方を選び強いなーって思いました。私なら、そんな素敵な話を聞いたら流されちゃうかも(^^;
お話の優しさと、絵の優しさがピッタリでした。景色(自然)が素晴らしく綺麗で、どいさんの絵本を始めて読みましたが、他の物も読んでみたくなりました。