月の美しい季節になると、いつも読み聞かせ会に私はこの一冊をプログラムにいれるのですが、幼稚園・保育園で読むと必ず最後は、聞いくれている子どもたちが「ねむらないもん」の大合唱をしてくれる絵本です。子どもたちは、コッコさんの気持ちがわかるんでしょうか?でも、不思議に最後はシーンとなる絵本。「シー、おきちゃうからね」といってくれる子がいたり、みんながまるでコッコさんを寝かしたような感じがしたり、本当に心地よくて寝てしまう子がいたり、月の光の差し込んだ、何とも言えない紺色、どの場面でも月のやさしい温かい光を感じさせてくれます。