「しあわせな どんくまさん」 みんなの声

どんくまさんシリーズが大好きです。どんくまさんを読むと心があたたかくあなっておおらかな気持ちになれます。どんくまさんの性格なんだと思いますが、のんきが伝染するみたいです。言葉が通じないのは、やっぱり大変なんだと改めて思いましたが、ど〜んと構えてどんくまさんみたいに乗り切りたいと思いました。

言葉が伝わらないと思うと、なかなか勇気が出なかったり、どうせ友達なんかできないと卑屈になったりしがちですが、どんくまさんはそんなこと気にしません。
言葉は通じなくても、気持ちは伝わる。という、忘れがちな大事なことを思い出させてくれる絵本です。
ギスギスしがちな世の中だからこそ、読んで、のんびり、ゆったりとすごしていきたいです。

　どんくまさんの絵は、何度も目にしていましたが、シリーズを読むのは、これが初めて。想像していた以上に、のんきで、気のいいどんくまさん。寝る前のホットミルクのように、ぽかぽかと心が温まりますね。

　「言葉は通じなくても、気持ちは伝わる」　どんくまさんが、あるがままの自然体で、みんなに教えてくれます。娘も読み終えた後に一言、「いいお話だった」と、にっこり。冬の夜にお薦めのお話です。

どんくまさんのお話はたくさん読みましたが、このお話がいちばん最初のお話なのかな？と感じました。

そして、どのどんくまさんよりも、タイトル通り、幸せな感じがしました。

どんくまさんの自由な行動
どんくまさんのおおらかな勘違い
こどもたちはこの状況を理解してくれているかな？読み聞かせながらちょっと気になりましたが、お野菜がごろごろ、のシーンではうわぁぁぁ〜ってうさぎのコックさんとおんなじように驚いて、楽しんでお話の中に入っていました。

なんども読みたくなるやさしいお話です。

どんくまさんの，そのいい意味での鈍くささと素朴さと素直さが，今回のお話でも実にいい方向にいきます。
ある意味，これは才能ですね！天性の才能（笑）。
「自分は幸せ」と自分自身が思えることが本当の幸せですものね！
どんくまさんは幸せですね〜よかった。

何でもかんでも自分なりに考えてしまうどんくまさんに憧れます。
無賃乗車、無銭飲食、あげくのはての留置所は、ちょうどホテルに思えてしまう。
しあわせでいるためには、どんかんで人がよくて、力持ちが良いらしい。
誰でも友だちにしてしまう技もみごとです。
こういう絵本を読んでいると、落ち込んでいても立ち直れますね。