「うさぎのダンス」 みんなの声

タヌキのポンちゃんが、たまたま見たウサギさんの楽しいダンスに参加したくて... でも、自分はタヌキだからと仲間に入れてもらえないかもと考えて、ウサギに変身しようとするたんだけどなかなかうまくいかない。考えた末の結論が、嫌いなニンジンを食べられれば変身できるかも。一生懸命のポンちゃんを面白く（早口やニンジンをキャベツにしてみたり）読んだら子供たちに大うけでした。最後に...になっちゃうんだけど、ウサギさん達の優しい反応もうれしく娘達の気に入っている一冊です。

　ポンちゃんは帰り道の途中で、うさぎ達が踊っているのを見ました。変身してうさぎになりたいのですが、まだまだ未熟なポンちゃん。「ハレハレ　ポンポン　ハレ　ポンポン！」呪文を何度唱えてみてもうまくいきません。
　よ〜く考えたポンちゃんは、ニンジンづくし料理を食べて再度チャレンジ！今度は、大成功。
　うさぎ達の輪に入って踊り出したが、あまりの楽しさに元の姿に戻ってしまったのに気付かずに、踊り続けるのでした。
　この絵、何処かで見たことあるな〜と思っていたら、教科書の挿絵も手がけている先生だったんですね。
　色、風景、動物とても可愛いし、やさしい感じが伝わって来ます。

子だぬきのポンちゃんが、うさぎに変身しようと一生懸命。苦手なにんじんを毎日毎日食べ続け・・・　ようやくうさぎに変身！
実は、我が家の子供たちは、この絵本の続編である「みんなでピクニック」と先に出会っていました。この本がポンちゃんの小さい頃の話だと分かると、とても嬉しそうに何度も「読んで」と持ってきました。
にんじん嫌いの娘は、苦手なにんじんを食べるポンちゃんに感心。にんじん大好きな息子は、にんじんメニューを見ながら、パクパクとおいしそうに食べる真似をしていました。
最後に踊りながらたぬきに戻ってしまったポンちゃん。そのオチがとてもよかったです。

「ハレハレ　ポンポン　ハレ　ポンポン　うさぎさんに　なあーれ！」
たぬきのポンちゃんが変身するときの呪文です。４歳の娘は、この呪文が楽しくて、何度も何度もこの絵本を読んでほしいとせがみます。
たぬきのポンちゃんは、うさぎに変身して、うさぎとダンスがしたいため、きらいなにんじんを食べます。この本を何度も読むうちに、娘の一番好きな野菜は、にんじんになりました。子供にとっての、絵本の影響力のすごさをとても実感しました。

我が家の娘はまだ１歳４ヶ月です。ちょっと早いかな・・・。でもウサギやたぬきがとってもかわいくて、ちょっとした仕掛けられたページをめくって喜んでいます｡いっぱいウサギがいるね・・と言うと指差ししてくれます。ほんとうに絵がかわいくってほほえましい感じです｡もう少ししたら話もちゃんと理解してくれるかな？

とても楽しそうなダンスを踊っているウサギたち。一緒にダンスをしたいタヌキはなんとかウサギに化けようとしますがうまくいかなくて・・・。
立派なウサギに化けるために嫌いなニンジンを食べたりして努力し、最後にはちゃんと化けて、ホンモノのウサギたちと踊ることができます。
愛らしいウサギやタヌキ、タヌキの努力、すべてが楽しいです。
ニンジンメニューがいっぱい出てくるのでニンジン嫌いのお子さん用に読んであげてもいいのでは？