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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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どろんこ こぶた」 みんなの声

どろんこ こぶた 作:アーノルド・ローベル
訳:岸田 衿子
出版社:文化出版局 文化出版局の特集ページがあります!
税込価格:\1,045
発行日:1971年
ISBN:9784579402434
評価スコア 4.83
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みんなの声 総数 114
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114件見つかりました

  • それぞれの お気にいり

    きれいずきのおばさんに、小屋を掃除され、お風呂に入れられ、なんとリボンまでつけられたこぶた。こぶたがリボンをむしりとり、むっとした顔がなんともいえないです。
    こぶたには気の毒だけど、おばさんの気持ちもわかるな、という感じです。私がかわいいと思ってるのに、子供には気にいらない物があるのと、同じことだなと思いました。

    こぶたはのんびりできるどろんこを探して、あちらこちらに行きますがなかなか見つかりません。ついにセメントの中に入って固まってしまいます。たくさんのやじうまにかこまれて、かわいそうです。でも子供も私も「ちょっと、見てみたいね」とやじうま根性を出しています。
    こぶたくんがどろんこにしずんでいる場面をみて、どんなに汚いなと思っても、子供の物を勝手に処分してはいけないな、と思いました。

    この絵本は幼年童話ですが、比較的文章が少なくて、うちの子供でも読むことができました。あたたかくてユーモアがある楽しい本でした

    投稿日:2007/10/12

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  • 大人からみた困る事に興味を持ち始めたら

    • 絵本と一緒さん
    • 40代
    • ママ
    • 石川県
    • 女の子18歳、男の子15歳、女の子13歳

    子供達がまだ「文字」を知らない時
    自分でイラストからお話を作って聞かせてくれました。
    それくらい素敵なのです!
    とても味があって柔らかくて優しいイラスト!さすが大好きなアーノルド・ローベル様♪

    どろんこに沈むこぶた君の嬉しそうな顔と言ったら♪
    至福の時間って誰にも邪魔されたくないですよね。
    ほぅ〜〜〜〜〜っと1人でじっくり浸る「自分だけの特等席」

    おひゃくしょうのおじさんとおばさんに
    「世界中で一番かわいいこぶただもんなぁ」
    と、かわいがられているとっても幸せなこぶた君。

    大好きな場所がなくなって 新しいどろんこ探し。
    失敗をたくさんの人に見られ ホントにホントに悲しい時も
    自分を心から愛してくれる人がいると生きていけます。

    最後に すとんと飛び込んで
    大勢の人に見送られ車に乗り込んだ表情が好き。

    「おわり」 で終わってくれるのも大好き!

    お子様が「大人から見た困る事」に興味を持ち始めた頃
    是非 お勧めしたい絵本です!

    投稿日:2007/08/03

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  • スッキリ終わります。

    • Yuayaさん
    • 20代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    この絵本は、息子がまだ2歳にもなってない頃に私が読みたくて借りてきた絵本です。
    当然のことながら、当時の息子にはとても理解できる内容ではなかったと思うのですが、
    不思議といつも最後まで聞いていてくれました。

    どろんこが大好きなこぶた。
    よかれと思ってしてくれた事だけど、大好きな物を失って激怒しちゃう所はなんだか私の性格と似てるなぁ。
    それに家出しちゃうなんて!なんて気持ちに正直なの!そして羨ましい。
    私の場合このまま自分の中で溜め込むだけで何の解決にもならない。

    おばさんがとても理解のある人で素敵だなぁと思いました。
    こぶたの気持ちに正直な行動に自分を合わせスッキリできる絵本でした。

    投稿日:2007/07/22

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  • 自由きままなこぶたがとってもかわいいです

    子供のときに大好きで擦り切れるほど読んだ絵本です。
    外国らしいタッチの絵が新鮮でした。

    こぶたはおひゃくしょうさんの夫婦にとってもかわいがられていました。
    ある日、おばさんがこぶたの大好きなどろんこを掃除してしまいました。
    怒ったこぶたは、どろんこを探しに家出をしてしまいます。そこでいろいろな事件がおきます。

    こぶたの表情がとても豊かで、感情移入ができます。愛されて育った子供が自立していく様子をみるようで、家出もワクワクしました。

    最後に念願のどろんこの中にしずんでいく姿は満足そうでとてもかわいいです。

    投稿日:2007/07/06

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  • うつりゆく視点

    • モトバイさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子6歳、女の子3歳

    いつこの本を読める日がくるのだろうと待っていたものの一つです。
    絵は素朴で色のトーンも押さえられていますが、味があり、古いと思わせません。
    こぶたの表情に気になり、
    多くの人が集まるところでは、同じように恥ずかしさ、惨めさを感じる顔を見せ、救助されて抱きついたときは、まるで自分が親に抱きつくかのような気持ちになっている表情でした。
    何度読んでも、同じ表情でみていました。
    なぜか、沼での出来事は笑いを誘うようですが。

    しかし、数度読むと、読むことで大人が気付かない、絵の中のいろいろなことに気付くようです。
    おばさんが外の汚さが気になり、窓から顔を出す場面。
    そこには、それから登場する小屋が見え、
    一つ一つ何の家か教えてくれます。
    また、「セメント」が何であるのか。
    それがわかった段階から、こぶたくんがしずんでいく場面で
    「ええー!!」と絶叫してくれます。
    ながくお付き合いできる本ではないでしょうか。

    投稿日:2007/06/22

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  • 飼い主の夫婦☆

     私は、このお話のこぶたの飼い主の夫婦がなんか好きです。こぶたにとっては、大迷惑なおそうじをしちゃったわけだけど、こぶたを一生懸命探してあげるところが、いいな〜。こぶたちゃんも、そんな飼い主さんに飼われてよかったよ〜!コンクリート漬けにならなくて、私もホッとした〜!<笑>

    投稿日:2007/06/03

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  • 子供も私もだあい好き!

    この本のお勧め年齢が6〜7歳となっていますが、長女が3歳くらいのときに、初めて読んで聞かせましたが、お話も絵もとても楽しくひきつけられるのか、それ以来彼女のお気に入りです。

    私も大好きな本のひとつで、中でも、こぶたがコンクリートで固まって困っているとこへどんどん人が集まってしまうところ、やっとどろんこに戻れて、とても幸せそうにしているところなど、最高です!是非読んでみてください!あなたもはまりますよ!!!

    投稿日:2007/05/28

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  • 子供って汚な好き

    子供って、水たまりにはまってわざわざ泥んこになるのが好きですよね。散らかった部屋も好きだし、けっこう汚い所が好きなものです。
    その子供心が乗り移ったような話だなぁと思いました。

    勝手に掃除したと言って拗ねて家出、泥沼を捜して挙句の果てにはセメントにつかっちゃうこぶた。
    セメントが固まって動けなくなるシーンは、私たちの失笑を買いました。そんなに泥沼がいいのか、と。
    そこまでして求め続けた泥沼に再び浸かることが出来たときは、こちらまでがホッとしました。
    まるで美しいリゾート地を満喫して帰ってきたのに、我が家がイチバンだ〜と安堵感を覚えるような……そんな気分。

    大人はそんな風に、私たちが思っているより汚いのが好きな子供では、ストレートに心を掴むのではないでしょうか。
    しかし掃除機で泥掃除しちゃったんですかね?!(笑)

    投稿日:2007/05/16

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  • 楽しい。

    はじめ読む前は、絵があまり好きではなく、子供たちも気に入るか不安でした。
    でも、読んでいると、どんどん楽しい気持ちになり、子供たちも夢中で聞いていました。
    兄弟で話の内容に笑ったり、読んでいるこちらまで愉快になりました。
    主人公の豚がかわいいし、楽しいお話です。

    投稿日:2007/04/17

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  • やっぱり好きなものは好き!

    どろんここぶたは、やわらかいどろの中に、ずぶずぶ〜とうまっていくのが大好きだったんです。
    なのに、おばさんが、そのどろこんこをすっかり掃除してしまったもんだから、どろんここぶたは怒り、家を飛び出すことに。
    そして、やっと見つけた泥んこの中にずぶずぶ〜とつかったと思ったら、それは、泥んこじゃなくて、セメントだったもんだから、セメントが固まり、半身が固まったまま、身動きができないことに...
    でもね、おじさん、おばさんがそれを見つけて助けてくれたんです。「気をつけて。世界一大事なこぶたなんだから。」っていうセリフがいいですよね。
    よかれと思って、泥んこを掃除してしまったおばさんも、その後は泥んこを掃除しないことに。
    こぶたは、2人にとても愛されているっていうのがよくわかって、なんだか、静かな幸せを感じられる絵本です。

    投稿日:2007/02/08

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