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はじめてのクリスマス

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

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きつね」 みんなの声

きつね 作:新美 南吉
絵:鎌田暢子
出版社:大日本図書 大日本図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:初版 2005年2月
ISBN:9784477018423
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,503
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  • 母親の深い愛情

    • レースさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、男の子5歳

     晩げに新しい下駄をおろしてしまったばっかりに、狐にとり憑かれてしまったのではないかと、友達から疑われ、怖がられてしまう文六ちゃんが、子どもはとてもかわいそうに感じていました。
     
     怖がられている文六ちゃんの気持ちも、怖がっているほうの子どもたちの気持ちもよく書かれています。
     
     絵が漫画っぽくないところがいいと思いました。甘えん坊の文六ちゃんが「狐になったらどうしよう」と不安に思っている様子がとてもよく描かれていますし、文六ちゃんが、お母さんにしがみついて大泣きしている顔は、つられて泣けてきてしまいます。田舎っぽいほのぼのとした風景も素敵です。

     文六ちゃんのお話を丁寧に聞いてあげているお母さんは、ぜひ見習いたいところです。あまりにも丁寧に真面目に答えすぎて、不安を取り除いたと思いきや、結果、ますます文六ちゃんを不安にさせて泣かせてしまいましたが、お母さんの深い愛情を感じずにいられません。子どもは、文六ちゃんのお母さんのとにかく優しい言葉を聞いて、安心するみたいです。
     ちなみに、もし自分が狐になったらどうしてほしいかを子どもにきいたところ、「飼って」といわれました(汗)。

    投稿日:2010/09/19

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  • 母ちゃんの深い愛情!

    • 押し寿司さん
    • 70代以上
    • じいじ・ばあば
    • 愛知県

    文六ちゃんは、たる屋の精六さんのひとりきりのだいじな坊ちゃん

    で、甘えん坊だから、母ちゃんの深い愛情が伝わってきます。

    可愛くて可愛くてしかたないと溺愛してるなあと思いました。

    文六ちゃんだけでなく、母親は、猟師から子供を守る為に

    自分を犠牲にして子供を守ると思いました。犠牲だとは思って

    ないのが、世の母親だと思ってます。

    投稿日:2020/01/12

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  • 新美作品にぴったりの絵!

    表紙の絵に惹かれました

    新美さんの本できっと読んではいるのですが
    忘れてる・・・^_^;

    それにしても
    この絵がぴったり!
    昔のお祭の場面とかも
    とっても素敵なんです
    風情がありましてよね・・・

    子どもの異年齢集団で
    実際にありそうなお話です
    昔のね

    今は、こんな関係って
    作れるのかな・・・

    遊んでいる時は
    夢中ですし
    祭となれば、高揚感もあります
    でも、今と違って
    電灯もないような所を
    半里だから、2kmかな?
    結構ありますよね
    子どもだけで・・・
    それも、舗装道路じゃないし

    下駄屋さんでの出来事が
    なんとも頭に残ってるのが
    わかる!
    こどもの感受性ですよね

    こども集団のなんとももろいところ・・・

    家に帰ってからのお母さんとの
    やり取りがなんとも素敵です
    「情」があり
    「愛されている」ことが
    幼い子どもでもわかると思います

    最後が、状況の説明なので
    どうなったんだろう・・・と
    心配になります

    が、そこは、絵本なので
    次のページの作者紹介のところに
    小さいな絵が・・・
    それで、また、安心します

    こういう親子の絆が
    当たり前であってほしいーと思ってしまいます

    投稿日:2013/09/28

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  • 清楚で感情豊かな絵本

    まつりに友だちと出かけて、げたを買った文六ちゃん。
    晩げにげたをおろすときつねがとりつくと言われ、かえりみちによそよそしくなった友だちと不安になった文六ちゃん。
    それを知った母親の文六ちゃんをつつみこむようなやさしさ。
    心あたたまる物語で、とても印象強いお話です。
    物語が情感たっぷりの内容だけに、絵の描き方ひとつがとても重要なポイントになる物語です。
    それは絵の作者の、物語に対するイメージ表現なのでしょう。
    鎌田さんは文六ちゃんの孤独感、まつりに対する感動が醒めていく様子、母親の無限の愛情をとてもさわやかに描いていて、淡い画調が新美さんの物語を決して誇張せず、その情緒性を包み込むような絵で、読んでいる自分を包み込んでしまいました。
    絵本画家の醍醐味だと思います。
    読み聞かせしている側の人間を感動させる絵本だと思います。

    投稿日:2011/06/17

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