「てぶくろ」 みんなの声

ひとつの手袋の中につぎつぎに動物が入ります。
もう満員ではいれないはずなのに　ぎゅーぎゅーと入っていくのが楽しいようです。

出てくる動物も　「はいいろおおかみ」「きばもちいのしし」と、「おおかみ」だけじゃないのがとても興味があるようでいろいろ想像して読めます。

知ってはいた物の読んだことがなかったのですが今回図書館で借りられたので読んでみました。
どうぶつ好きの長女には、はまったみたいでなかなかの食いつきです。
絵がイマイチかなぁと思ったのですがそんな心配はよそにどうぶつが大きくなる度に「入るかなぁ？こんなの無理じゃないの？」ってワクワクしてる姿がかわいいです。
読み手には少し辛いですがネーミングもまた素敵で楽しい絵本ですね。

すごいレビューですね。
私も小さいころ読んだの〜って言いたくてこれを書いてます（笑）

てぶくろを片方落としたことから広がるわくわくの世界。
子供のころ、
どんどん入っていく動物とどんどん膨らんでもこもこ動いているてぶくろを想像してどんどん惹き込まれていったこの絵本。

てぶくろという身近なものから
動物がすみ始めるという奇想天外なお話が作られる。
こういうお話が作れるってすごいなぁって思います。
いつか絵本を書いてみたいと思いつつ
頭のかたい私はこういう奇想天外なお話が作れないんですよね。
でもきっと人一倍こういうお話が好きで（笑）

同じ言葉の繰り返しなのに子供心をぎゅっとつかむ本。
同じように繰り返しで構成されているロシアの絵本に
「おおきなかぶ」がありますね。
どちらも単純なのに入り込んでしまうおすすめの本です。

登場する動物たちの楽しいネーミング、
なんとも味があって素敵です。

コタツに寝そべった娘の横に
「え〜と…てんてろこぶた」などと
テキト〜な名前をつけて
いろんなぬいぐるみをおしこんだり
自分が入ったりしながら、
「てぶくろごっこ」を楽しんでいます。

自分が落とした手袋で、知らない間にこんな出来事が起きてたら・・・なんて思うと、
とても楽しいです。

大人になってしまった私は「ステキだなぁ」と思うだけですが、３歳の息子は現実のように感じていたみたいで、最後におじいさんが手袋を拾いに来て、皆がいなくなってしまったのがとても寂しかったようです。２回目からは、なかなか最後のページを読ませてくれませんでした。のっそりくまが入って「これで七ひきになりました」と読み終わると「しょーた（自分の名前）はこのページがすき！」と言って、きばもちいのししがやってくるページに戻ってしまいます。

それにしても、階段は付くは、窓はできるは、しまいには玄関にベルまで！そんなバカな、と笑ってしまう私に対して息子は「この手袋ほしい！」・・・（＊＾_＾＊）

いろいろな動物の特徴がいいね。また、ネーミングも最高。小さな動物から大きな動物へと増えていく様は、わくわくどきどき、いつのまにか「ぎゅぎゅう」詰めの感じが、一体化できます。息子の通園している保育園では、この物語を劇化しました。とても上手で身体で上手く表現していました。
　絵をみているとあれあれ？手袋に窓をつけています。穴をあけたのはだれかな？それとも、もともとあった穴に工夫をしたのかな？疑問も残った作品でした。十分楽しめます。

私も小さい頃に読んだなあ、と表紙と題名を見て思うには思ったのですが、内容がどうも思い出せませんでした。
娘たちに読んであげながら「ああ、そうそう」とだんだん思い出して。
色んなところでタオルやぬいぐるみを落としてきてしまう娘たち。
取りに戻っても、なくなってしまっていることも、見つかることも…。
見つかった時、「待っててくれて良かったね」などと声をかけますが、
このお話のようなことが起きていたとしたら。
落とし物をするのも悪くないかも。

革製で内側にはファーがついていると思われる、とっても温かそうな手袋から、寒い国の話なんだなぁと分かります。

手袋に次々と動物が住みつきます。人数が増えて、リフォーム（？）していくのも、かわいい。キツネやクマが来たときは、小動物たちが食べられちゃうのでは？と余計な心配をしてしまいました。

手袋の中に、いっしょに入ってみたくなっちゃいました。

私の小さい頃から親しみ深いてぶくろの絵本。
いろんな動物がやってきて
手袋の中に入っていいって、どんどん
てぶくろが大きくなっていきます。
真っ白な雪の原にぽつんと、
落ちたてぶくろの中はとっても暖かそうです。
私は、今でも暖かいてぶくろというと、
この絵本の手袋を思い出します。
子供の成長に五感というのはとても大切なので
こいうことが、暖かいということなんだねと
本を読みながら、教えてあげたいです。

名作です！この絵本は保育士時代に買ったのですが、結構皆さんもずっと前から知っているお話でないかと思います。私にとっては娘の年少組の発表会で劇に使われた思い出深いお話でもあります。沢山の動物が順に同じテンポの繰り返しで登場し、単純な流れの中でもハラハラドキドキしちゃう低年齢にも楽しみやすい内容になっています。私は読み聞かせをしながら子供が引き込まれていく表情を見るのが大好きでした。手袋の中にどうしてあんなに沢山の動物が入るのか…最後の最後まで絶対見たくなりますし、親も子もストーリーの中に入り込んでしまいます。心温まる冬にはぴったりの絵本ですね！