「てぶくろ」 みんなの声

雪の上に落ちていた手袋にネズミが住みこみました。そこへ、カエルやウサギやキツネが次つぎやってきて、とうとう手袋ははじけそう……。個性ある動物の表情が特にすばらしい傑作です。
おじいさんが落としていった片方の手袋・・・・・・。
小さい動物なら入れて当然ですよね（o＾_＾o）ですが、このお話は！？
動物達の表情も豊かで、小さなお子様でしたら、イメージを膨らませてわくわくドキドキしながら読む事が出来ると思います（o＾_＾o）
夢のあるお話ですね♪お薦めです。

ある日、森に落ちていた片方だけの手袋。
それにねずみが住み着きます。ファーもついていてとてもあたたかそう。

するとどんどんいろんな動物たちが「わたしもいれて」とやって来ます。

カエル、きつね、はては熊まで！　いや、無理でしょう。どう考えても。４次元手袋？？

でも、入ってしまうんですよね。（笑）

そしてもうはじけそうになる手袋の縫い目。窓なんて作られているのに、そんなところはすっごくリアルです。

ウクライナのお話ですが、きっと冬は寒くてたまらないのでしょうね。こういうお話が語り継がれてるっていいですね。

絵が少しリアルで怖いかなと思ったのですが娘はすんなり気に入ったみたい。
最初のうちは一緒に「どうぞ！」を楽しんで、おおかみから「入れるかな？」に変わって
くまが出てくると「もう入れないよね〜。」と心配そう。
大人の感覚だとねずみとかえるの時点でもうアウトかな？
でもやっぱりみんなで入ったほうが楽しいもんね。

コロボックルさんの「てぶくろ」も絵とお話がかわいくておすすめだけど、
この「てぶくろ」の素朴な感じがまた素敵♪
てぶくろの中には子供の好きな楽しい要素がいっぱい。
森の動物たちと一緒にギューギュー詰めです！？

おじいさんが森で落としたてぶくろに、七匹もの動物が、ぎゅうぎゅうづめに。一体これだけの動物が、どうやって入るのだろう？とまじめに考えてしまいました。いろいろなファッションで決めている動物たちが、とても面白いです。他の人の挿絵で描かれているものも読んでみたいと思いました。

こちらの絵本、イラストがとっても写実的です。うさぎやかえる、きつね、おおかみなど、とっても、見事に描かれています。かわいいイラストの絵本ばかりでなく、たまには、こういう絵本も刺激あります♪小さな世界でも、譲り合いって大切ですよね。

絵を見るだけでも充分楽しめる本だと思います。子供ももちろん喜びますが、大人も惹きつけられる魅力ある絵本です。

初めてこの話を読んだら、え、手袋の大きさは？
皆入ったら大変、と考えてしまうかもしれません。
実際、私がそうでした（笑）。でも何回も読むと
お互いを思いやれば、手袋の大きさは無限であること、
集まれば体も心も暖かくなるに気づきます。
息子には少し難しいかな？と思いますがもう少ししたら
この本の意味が少しでも分かってくれたら・・と思います。
奥が深い絵本ですね。

片方だけの手袋に、次々に動物たちが入っていくお話です。
私が保育所でよく読んでいた絵本で、とても好きだったので、子供たちも気に入ってくれると思い、読み聞かせて見ました。
思っていた通り、真剣に絵本を見つめ、よく聞いてくれました。
いろんな動物が出てくるのがいいのだと思います。子供って動物が好きですからね。
たくさんの動物たちが、けんかもせずに仲良く一つの手袋に入っていくのが面白いです。

「てぶくろ」のお話は、沢山出てるけど、
私はこの絵本が一番好きです。

絵も綺麗だし、訳のしかたもとても素敵。

寒い雪の日、おじいさんが手袋を落として、
その中にねずみやらうさぎ、熊などがどんどん入っていってぎゅうぎゅうになってもまだドンドン入ってしまう。

ひとつの手袋がこんなにも暖かそうに描かれていて、
そして、ぎゅうぎゅうだからこそ、
みんなとても暖かそうで、寒い冬にもってこいの絵本でした。

絵は、少しリアルなので、狐や狼なんかは、服を着て２本足出歩く姿は、怖い気もしますが、文章は、繰り返しも多く、２歳くらいから、大丈夫なのではないでしょうか。

おなじみの表紙の絵。手袋から顔を出すウサギがかわいいですよね。

シンプルなお話ですが、読みやすい一冊だと思います。