『せんをたどって せかいいっしゅう』が面白かったので、
前作であるこの作品もセレクト。
表紙から本文、裏表紙へと、一筆書きが続いていきます。
家の中の探検、ということで、子どもたちにも馴染みのある物があって、
楽しんでもらえると思います。
台所、洗面所、子ども部屋などなど。
たくさんの物の輪郭をたどると、いろいろな発見がありそうですね。
やはりじっくり、その線の行方を楽しみたいです。
海外の作品ですから、お風呂場は洋風で、
シャワーカーテン、トイレも併設、と、このあたりは解説が必要かも知れませんね。
もちろん、全部の輪郭ではありませんので、そのあたりはゆるい分、
軽快に感じます。
それにしても、たくさんの物にびっくり。
線をたどるだけでなく、ちょっとした探し物ゲームもできそうです。
ラストの文章を読んだら、もう一度・・・。
表紙、裏表紙の一筆書きは、訳者の作品でしょうが、
それも見事ですね。