はじめに
アヒルのプロフィールが描いてあるところが 気に入りました
住んでいるところー池のちかく
てんてきーーーーーキツネetc
アヒルくんのなんとスマートなこと そして 死神のガイコツ姿がチェックの洋服着て
紫色のチューリップの花を後ろに持っているのが目に残りました
二人の会話がおもしろい
死神とアヒルさんの友情なんてありえないて思いがちですが 作者は
死と生の隣り合わせの運命を このように表現し 絵本にされたのがおもしろいな~と思いました
天国と地獄の会話 テーマは死なんですけれど・・・・
客観的にみると すべての生き物は 生と死が隣り合わせです
死神はアヒルが息を引き取ると 川に流してあげるのです
お花を供えて
インドのガンジス川の死人(ウシやイヌも)を川に流すという光景を思い出しました
川の描き方がうまい!
でも いのちとは こういうものです。
(オチのてんてきのキツネとウサギが死神のまわりにいるところも)
こう締めくくっているところに 深い余韻を残しました
今我が母と夫の母の老いる姿を現実に見ていますから
なるほど 作者の気持ちが少し分かるような気がします
心にのこる絵本でした
大人の絵本ですかね