「プアー」 みんなの声

長新太さんの作品だったのでこの絵本を選びました。娘はこの絵本の頻繁に登場する音にとても反応を示していました。シンプルな音にも関わらず音自体が持つ響きの魅力を感じていたように思います。刻々と変化する主人公の体にも興味津々でした。シンプルだからこそより一層長新太さんの魅力が光る作品だったと感じました。和田誠さんが仕上げをしたという事もとても慕われていたのだと思い胸が熱くなりました。何度も読みたい絵本でした。

長新太さんの遺作を和田誠さんが仕上げてくださり、
この世にだしてくれました。
長さんの作品をまた見ることが出来るなんて夢のようです。
我が家の子ども達は長さんの作品で大きくなったようなもの。
ナンセンスにどっぷりつかり、笑い、
絵本の世界へ旅に出るようになったと思います。
赤ちゃん用というのは分かっていましたし、
年齢が上がり、無邪気にナンセンスを笑える年ではなかったのですが、
お構いなしに読んでみました。
「ふ〜ん」って感じでしたが、ニヤリとしてました。
きっと幼児期だったら爆笑しているでしょうね。あ〜残念。
長さんの”のんびり行こうや”って声が聞こえた気がしました。

店頭で何となしに手にとり
娘に「ぷぁ〜」と1ページ目を見せながら読んであげると
キャッキャと大爆笑。即買いしてしまいました！

「ぷぁ〜」っという音とともに
ワンワンがどんどん変化（？）していって
ページをめくるごとに
ワンワンの体がどんどん大変なことになっていきます。
山場を迎え「ぷぁ〜」状態もマックスになり
最後はワンワン、どうなっちゃうんだろう！？？という
心配をよそに
一気にクールダウンします。
聞き手も、読み手もここで一気にクールダウン。

「ぷぁ〜」というゆる〜い音感が
娘は気に入ったようで
毎日、読んで！とねだります。

パパが晩酌のとき
ビールを飲みほして「ぷぁ〜！」っと言うと
娘は本だなから絵本を持ってやってきました（笑）

大好きな長さんのスケッチと和田さんとのコラボ。色彩も絶妙です！！
「わんわんにゃーにゃー」とあわせて買いました。
ことばをおぼえ始めた「ワンワン好き」のお子様にピッタリだと思いますよ♪

１１ヶ月の息子に夫が図書館から借りてきました。
プアー　プアー　プアー　とどんどん大きくなっていく変な犬。
最初に読んだ私のほうが大うけでした。

息子ははじめ意味が分からないようでしたが、何度か読むうちに最後のページでスーッと犬が元通りの大きさになるとふふっと笑うようになりました。
ゆっくり読むよりスピーディにリズミカルに読むほうが反応が良かったです。
声がかれやすい私にとっては読みやすい？絵本です。

長新太さんの晩年の作品だということで読んでみました。赤ちゃん絵本なんですが娘に読むと結構熱心に見入ってました。といっても赤ちゃん絵本なのですごく短いのですが。耳やら尻尾が風船のように膨らむのが子どもにとってはすごくおもしろいことなんだなと子供の目線と大人の目線って違うんだとまたまた改めて認識させられた絵本です。

プアーと大きくなる犬のしっぽ。
次は耳が。そして、鼻が、足が。
最後には・・・・

以前、長新太さんの「わんわんにゃーにゃー」で、意外な展開に固まった娘。
今回はどんな反応をするのか、楽しみにしながら読みました。
体のあちこちが大きく膨らむ犬を見て、膨らんだ場所を指し「おっきーぃ」とおしゃべりする娘。
次のページも「おっきーっ」
またその次のページも「おっきーっ」
そして、最後のページでは・・・・やはりきょとんとしていました。笑

お気に召さなかったかな？？と思ったのですが、しばらくしてまたこの絵本を持ってきました。
どうやら気に入ったようです。