「うしろにいるのだあれ」 みんなの声

　話題の絵本ということで手にして、その理由を十分納得。地上の生きものはすべて、他者との関係で成り立っています。そんなお隣さんとの関係が、シンプルにやさしく示されていて感動しました。
　日本的だと感じたのは、いろんな動物がすべて一緒になって登場するところ。こちらだと、たとえばアフリカ・サバンナ、アマゾン熱帯雨林、農場、北米の森林、海の動物……など生態系・環境ごとに分けられ登場するのがほどんとなので。
　２作目の「みずべのなかま」も楽しみにしています。

愛子様お気に入りと宣伝されていましたが「へー」ぐらいに思っていました。
実際に開いてみると、リアルすぎないけれど
かなり本物にちかい、優しい絵にくぎづけになりました。

そして、しばらく絵本を観るよりおもちゃにしていた
1歳のわが子の興味を引きました。
私が絵を指差して読むと、まねして指差しをするようになりました。

もう少ししたら、大きさの比較などわかるかな。

「みんな　ちかくに　いたんだね」
このコトバにつきますね。

そして、ここでも動物たちの居場所、大きさの対比など
子供の成長とともにまだまだ楽しめそうな絵本だと思います。

愛子さま、お気に入りの絵本ということで、話題になりましたね。なかなか図書館でも人気で借りることができなかった、1冊です。
すべては最後のページの「みんな　ちかくに　いたんだね」この言葉につきるような気がします。
自分の周りには、気に止めていないようで、たくさんの人たちがいるんだ。なんだか勇気がわいてきそうな気がします。
また、小さい子にも「いないいないばあ」の要領で、楽しめる絵本。前後・上下もあわせて理解できるようです。

息子の１歳の誕生日にママ友達からプレゼントされました。

その頃、息子は犬や鳥など身近な動物に夢中。
ゾウやうさぎのベビーサインも覚え始めた頃で、動物が次々に出てくるのが楽しいのかな。
自分から本棚から持ってきて、読み終わっても「もっと、もっと」とベビーサインで何度も催促されたお気に入りの一冊です。

動物たちの絵がキャラクターっぽい感じじゃなくて、その動物らしく描かれているのが気に入っています。
といってもリアルすぎず可愛らしくて…。
いいあんばいなんです。

もう少し成長したらヒントを見つけて動物のあてっこを楽しめたらいいなあと思っています。

本が届いてから、毎日のように（何回も）読んで読んでと言われます。身近な動物が多いので、一歳ちょっとの子にも理解しやすいようです。

ぼくのまえ・うしろ・うえ・した。
ぐるっと見回すとたくさんの友達がいます。
子供が普段あんまり意識しないうえとしたにも友達がいて、
自分を中心に、縦にぐるっと一回りするような面白さがいいですね。

次に出てくる動物は誰かな？
ページの端にちょっとだけヒントが出てるところも息子のお気に入りです。

「ぼくのうしろにいるだあれ」が続きます。
イヌのうしろにかめがいて、カメの後ろにねこがいて、ねこのうしろにゾウがいて、ゾウの上に鳥がいて、鳥の前（木の枝）にへびがいて・・・。
ぐるっとまわって、全体をみると、みんな近くにいる事がわかります。
絵もかわいくて、文章も簡単で、繰り返しなので、小さい子から、楽しめると思います。

作者からのメッセージに
「自分のまわりをもう一度よく見てください。きっと、だれかいるから。」というのがあります。
素敵なメッセージだと思いました。
「きっと誰かがいてくれる」
そんな安心感が幸せな気持ちにさせてくれる絵本です。

後ろや、前や、上や、下に、いろいろな動物達がいて、読みながら、「はて、どんな位置関係だったかしら。」と、混乱してくるのですが、最後に絵が、ぐーっとひいて全体像がみえます。ここが、とてもポイントが高いですよね。
「あー、なるほど。こうなっているのか。」と、もう一度最初から読み返したくなる面白さがあります。
小さい子供が、好きそうな絵本です。

うしろにいるのはだあれ？うえにいるのはだあれ？･･･と順にたどっていくとすべての動物たちが皆近くにいることが最後になって分かります。その場面が出てくるまではどんな動物が出てくるか、また位置関係をとらえることについ夢中になってしまう絵本です。
隠れている動物を探すのにヒントがありますので、子どもの想像力もかきたてられる絵本だと感じました。

半年ほど前に本屋さんに並んであるのを手に取り、気に入って購入しました。娘は初めページをめくる度に動物が出てくるのを喜んでめくっていました。段々動物の名前を覚え、最近は少し前後や上下がわかりはじめ最後のページに出てくる全員がいる場面がお気に入りで「うさぎは・・・かめは・・・」と話しながらみています。愛子様が愛読されているという事でテレビや雑誌にもよく出ていて「いっしょだ！！」とうれしそうです。