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おばあちゃんのにわ」 みんなの声

おばあちゃんのにわ 作:ジョーダン・スコット
絵:シドニー・スミス
訳:原田 勝
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2023年06月19日
ISBN:9784034253908
評価スコア 4.5
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  • 心の交流

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子30歳、男の子27歳

    『MY BABA’S GARDEN』が原題。
    「BABA」?と不思議に思ったのですが、
    これはポーランド語で「おばあちゃん」だとか。
    ということで、これが物語のベースとなります。
    作者の祖母との思い出のエピソードでしょうか。
    主人公が、あまり話さない(英語が通じない)祖母との交流の日々を語ります。
    おばあちゃんの作った朝ごはん、畑、野菜、そして、ミミズ。
    言葉ではない、一つ一つの仕草がコミュニケーション。
    なかでも、ミミズのエピソードが印象的です。
    畑仕事をしているがゆえの行動ですね。
    だからこそ、今度は、主人公が。
    素敵な交流の姿です。
    『ぼくは川のように話す』のコンビの作品。
    なるほどの味わいです。

    投稿日:2023/10/28

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  • すてきなお庭

    とても情緒的な本でした。
    著者の自伝的な物語のようです。

    第二次世界大戦中に苦労し、
    戦後、カナダにわたって暮らした、著者の祖父母。
    その祖母(ポーランド語で「ババ」だそうです)と
    孫である著者のお話。

    英語が上手でないババと孫のコミュニケーションは
    身振り手振りが中心。
    そして、そういう時間の中で育まれる
    ババから孫への、丁寧な暮らし方のレクチャー・・・。

    ミミズを畑の土に戻すババの行いを
    孫は真似・・そして、そのまた子供にまで・・。

    この本の中には
    とても穏やかな時間が流れています。
    私も祖父母との時間を思い出しましたし
    それが今の私を作っていると感じる部分もあります。

    あとがきまでしっかり読んでほしい
    珠玉の一冊です。

    投稿日:2023/10/11

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  • 叙情感が溢れています

    ジョーダン・スコットの思い出の中で、おばあさんが叙情感たっぷりに描かれています。
    ポーランドからの移民としてやってきたをおばあさんを、淡々と描いていますが、様々な苦労を経験してきたことがうかがい知れます。
    シドニー・スミスの絵も哀愁感溢れて、心に滲みて来ました。

    投稿日:2023/08/04

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