「とけいがなります・・・ぼーん、ぼーん」と言おうものなら
ふたりの娘は、「きゃーっ!」と悲鳴をあげて、ふとんをかぶります。
“9時”は別名“ねないこだれだの時間”なのです。
9時に寝ない子は、おばけとおばけの世界に行かなくてはならないので大変です。
わたしは、はじめてこの本をよんだときびっくりしました。
ルルちゃんは、おばけと手をつないでおばけの世界へ飛んで
行ってしまい、それでチョンとおしまいなのです。
えっ?ほんと?これでおしまいでいいの?って感じで。
こんな小さな子供向けの本で、シュールすぎる。
でも、くせになる感じです。