私が学生の時、この絵本の作者、竹下さんの本をよく読んでいたので、
つい絵本でも、竹下さんのお作をよく読んでしまいます。
息子が気に入ってくれると、「やっぱり私の息子」と嬉しくなってしまいます。
(彼は、ピンポンバスが大好きでした)
かなちゃんが、おかあさんから、「パンにはジャムをつける?それともはちみつ?」と聞かれて迷っちゃいます。
ジャムにする、と返事すると、となりから「はちみつ!」と声がするではありませんか。
なんと、おんなじ顔、おんなじ服を着た、もう1人のかなちゃんがあらわれたのです。
それからも、かなちゃんが迷うたびに、別のかなちゃんが現れます。
寝る時間には、山のようなかなちゃん。
さて、どうしましょう?
明るい、ポップな絵が、子供心をくすぐりそうですね。
ラストも素敵。
「おかあさんだーいすき」という絵本は、読んでいるこちらとしても、
「ほっほっそうであろう、そうであろう」と読んでいて嬉しくなります。
お父さんには、ちょっと気の毒、かな?
ただ、この絵本は女の子さん主役というわけで、息子はそこまでお気に入りにはなりませんでした。
残念!