怒る。
怒られると、悲しくなる。
たまには自分も、怒りたくなる!
どこかの国では、「怒る」ことは恥ずかしいことだと幼い頃から教えられて、
みんな決して怒ったりしないそうです。
そうやって「怒る」ことをしなくなれば、
世界はもっと平和になるのだろうけれど・・・。
なかなかそうもいかないので、
この感情と向き合って生きましょう。
この「おこる」は、 長谷川義史さんの大胆なイラストで
「怒る」とは何かが描かれています。
「ぼく」が怒られてばかりいる様子をみて、ちょっと可哀想になったり・・・。
喜怒哀楽の中で分ければ、間違いなく「負」の感情ですが、
絵本なので 嫌な気持ちになることなく読むことが出来ました。
物語を楽しむというより、
自分の感情、相手の感情を理解するためのヒントになる絵本だと思いました。