「栗林さんの虫めがね 瞬間 しゅんかん」 みんなの声

フローベル館から出ている昆虫写真家「栗林彗」さんの“栗林さんの虫めがね”というシリーズの1冊です。
表紙を飾っている可愛い虫は“ニホンミツバチ”です。
何が《瞬間》かというと、食べてるところとか、排せつしているところとか、
ふだん人間の目では見ることが難しい様子でした。
一番ウケたのはコガネムシが滑って池に落ちた写真です。
アレです！
「猿も木から落ちる」を生で見たような気分でした。

この作品の中で、一番ページを使って紹介してくれていたのは、虫たちの“飛行している姿”でした。
真正面から見るとこんな風に飛んでいるんですね〜。
あと、虫たちの寝ている姿も見ものでしたよ！

特殊なカメラで撮影しているそうなので、カメラそのものに興味のある人にもお薦めしたいシリーズです。
読み聞かせに使うより、ブックトークで紹介していきたいです。

虫たちの一瞬を捉えた写真。
文字通り、虫たちの動きは、目にも止まらぬ速さ！
それをじっくり見ることができるのですから、かなり興味深いです！！

写真だけでも凄いのですが、この写真を撮るために、栗林さんが積み重ねてきたプロセスに感動してしまいました。
試行錯誤を繰り返し、時を止めることに成功した栗林さん。

写真を堪能するとともに、追求することや、自ら生み出すことの素晴らしさも教えてくれる一冊でした。

虫の動きの瞬間を逃さずとらえたとても貴重な写真集です。
作者の熱い思いがとても感じられます。

なかなか偶然ではこのようなシーンに出くわすことはありません。
それを写真に収めてあるのですから、この一冊を仕上げるまでにとても労力がかかっただろうなと思われます。

虫大好きな息子は感嘆の声をあげっぱなしでした！
セミやカブトムシのおしっこシーンやばったたちが大きな羽を広げて飛ぶ瞬間・・。

迫力があります！

蝉におしっこをかけられた経験・・ありますか？

私も子どもたちもあります・・でもその瞬間ってみたことありますか？


これは虫のいろんな瞬間を捕らえた写真絵本です。　
こんなにいきよいよく飛んでいるんだ〜って感動ですね。

花粉まみれのみつばち・スズメバチの顔アップ！こわい・・・

虫の寝顔・・・

栗林さんの虫に対する愛情が伝わる素敵な写真絵本です。

なかなか見れない虫の素顔がのぞけておもしろいですよ。