ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本
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沖縄出身ではない田島征彦さんが、丁寧に取材して集めた民話からの創作でしょうか。 沖縄の島々に分布するアダンの木の由来譚。 ガジュマルの木に住む、不思議な力を持つキジムナーが見かけたのは、 母親の看病をする少年。 ただし、少年は、キジムナーの友だち、魚のトントンミーを捕って、 母親に食べさせていたのですね。 復讐するためにハブを投げ込もうとしますが、 少年の歌を聞いていたら、三線や花になってしまうというのが 不思議不思議。 少年のニックネームがトントンミーというのも、縁でしょうか。 二人の交流から、アダンの木へと、民話の醍醐味です。 島の風土が人々の暮らしに溶け込んでいる様子がうかがえます。
投稿日:2022/09/13
友達思いのキジムナーと母親思いのとんとんみー。 出会いはともだちを失ったキジムナーの復讐が、少年とんとんみーの母を思う心にサンシンに変わり、きれいな花に変わってしまいます。 お礼を言うためにとんとんみーがキジムナーを追いかけたところで、二人は出会いキジムナーは憎しみを捨てるのです。 理解し合うことがいかに大事か、この絵本は語ってくれます。。 憎しみに終わらない沖縄ならではの心の広さを感じました。 沖縄の守り神のキジムナー、あだんに変って沖縄の人たちには親しみのある木の伝説でした。
投稿日:2010/12/30
田島さんの作品だったのでこの絵本を選びました。溶解と言うと怖いイメージがある私ですがこの絵本を読むと実に様々な溶解がいるのだと思いました。人のために自分を犠牲に出来る主人公は素晴らしいと思いました。主人公の花がとても美しく主人公の心を映しているようで感動しました。沖縄の雰囲気あふれる描き方が気に入りました。
投稿日:2010/10/06
きむじなーは、仇だと思っていた男の子のとんとんみーの為に自分の命 を惜しまずに男の子を守ったのが、凄く感動しました。 親孝行の男の子のとんとんみーは、きっととうさんが守ってくれている し、病気のかあさんの為に一生懸命働いていてくれるので感謝している と思いました。沖縄の伝説を知ることが出来て、娘の親友も情が深いの が納得できたような気がします。
投稿日:2010/10/04
各地方の妖怪の中でも、キムジナーは特に好きな妖怪なんですよ〜。 この絵本では「きむじなー」と、ひらがな表記してあります。 このきむじなーを読んで、上の子と、キムジナー議論をしてしまいました。私たちの意見は、たぶん当時沖縄に漂流していた外国人か、外国人との間にできた2世が、姿をかくして人里離れて住んでいたのでは?ということで、話はまとまりました。 皆さんはどう思われますか? このお話に出てくる「きむじなー」は、仲良くなった人間の子どものために命を落として伝説の花になってしまう。 悲しくも温かいお話で、胸が痛かったです。 物語性が高く、沖縄の地域性がすごく出ている絵本なので、設定が理解できる高学年以上のお子さんにお薦めします。
投稿日:2010/07/30
「キジムナー」は知っていたけど、 「とんとんみー」はハゼなんですね。 沖縄の香りいっぱいのお話。 『てっぽうをもったキジムナー』の「キジムナー」と違い、 本当の樹上の精霊のほうは、実にユーモラスないいやつです。 なぜか沖縄料理が食べたくなった!
投稿日:2008/09/30
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