「ぼく、お月さまとはなしたよ」 みんなの声

小さい頃、買ってもらった絵本で
かなり大切にしてきた1冊です。

お月さまとの会話。
今思えば、自分の声が戻ってきているだけなのに
くまさんとお月さまの会話がなりたって
いくところが、とても可愛いです。

小さい頃は私もお月さまとお話したいって
この絵本をみてすごく思ってました。

この絵本、私が小学生の頃、大好きだった絵本です。
何が好きって、やっぱりこの温かみのある色彩の絵です！

そして先日、実家の両親が、この絵本を送ってきてくれました。
なつかしくて、ちょっと早いかな？と思いつつも1歳半の娘にも読み聞かせてみました。
すると、じっと最後まで興味を持って聞いてくれるではありませんか！
どうも、お月さまはもう分かるし、このくまくんがお月さまとお話しているらしいというのは理解しているようです。
「こんばんは、お月さま！」とくまくんが話しかけると、一緒にお辞儀したりしていますよ。
ストーリーの細部までは分からなくても、くまくんのお月さまとお話したい健気な気持ちは、1歳にも充分伝わるのでしょうね。
読み終わると、
「もっかい！（もう一回！）」
と、リクエストされる一冊です。

くまさんのお友達を思いやる気持ちがあふれている作品だと思います。
やまびこで教えてくれた（実際はくまくん自身の声なんですが）帽子のプレゼントを枝にぶら下げ、動いてくるお月様にかぶせるなんて、すてきな発想です！
そしてくまさんのお月さまももらった帽子をなくしてしまいます。
でも「いいですよ。あなたのことがすきだから」と。
読んでいてジーンとしました。
わが子にもこんなお友達を思いやる優しい心を持ち続けてほしいと思います。全シリーズ読んでみたいです。

ラジオ番組で、絵本紹介されているのを時々聞いているのですが
先日、この本が紹介されてました。
出かける間際だったので、最後までお話をきくことができず
でもものすごくラストが知りたくって、図書館で借りてきました（＾＾）

クマくんはお月様へ贈り物をあげたいと思い
お月様へ話しかけると、お月様は同じ言葉でお返事をしてくれます・・。

そうなんだよね〜いくらお月様に話しかけても
同じ言葉として返ってくる言葉は　”やまびこ”現象なのよね（＾＾；）
でもそんな”やまびこ”を使った、とても素敵なお話となってます。

息子は勿論、娘もまだ、”やまびこ”が
どんなものか今はよくわからないので
この絵本を一緒に楽しむには、もうちょっと先になりそうです。

優しいクマくんの姿に心あたたまる・癒される絵本です♪

クマくんは、お月さまに誕生日の贈り物をあげたいなと考えました。でも、お月さまの誕生日がいつかも何をあげたらいいかもわからないので、クマくんはお月さまの近くまで行ってみました。クマくんが話しかけると、お月さまはちゃんとお返事をしてくれて…。
クマくんのキャラクターがとってもかわいいです。自分のお小遣いでお月さまへのプレゼントを選ぶクマくん。そのプレゼントがお月さまにぴったり合うか心配でずっと待ち続けるクマくん。クマくんの真心はきっとお月さまに伝わったよ…その純粋な気持ちをいつまでも忘れないで、と思いました。それは、日々成長するわが子への思いと重なるものでした。

くまくんの愛らしさと、くまくんの子どもらしい疑問。
そして、くまくんの純粋さ。読んだ後に「くまくん、お月さまとお話できてよかったね」といってあげたくなります。ほんとうに、くまくんがお月さまと話す時の表情が幸せそうなんですもの。
月の美しい季節に読んであげたい本ですよね。

クマくんの呼びかけにしか応えてはくれないお月さまなので、ちょっぴり切なくも感じてしまったのですが（..；）お月さまが帽子を被ったイラストのシーンとクマくんのお家の、前へ帽子が届いたシーンには、とても嬉しい気持ちになりました（o＾_＾o）
やまびこを巧く取り入れたクマくんとお月さまの会話に、心が洗われる素晴らしい作品でございました（o＾_＾o）

クマくんがお月様に誕生日プレゼントをあげたくて、川を越え山を登りお月様のそばまで行って何が欲しいか大きな声で聞きます。
するとお月様からのお返事が...！？
クマくんは急いで用意してお月様にプレゼントをあげて大喜び。

子どもはもちろんおとなも笑顔になっちゃうような絵本。
クマくんとお月様の微笑ましい会話が愛おしくなります。

　クマくんが、お月様に誕生日のプレゼントをあげたくて、山に登り話しかけてみた。
　すると、やまびこをお月様が言ったのと思い、帽子のプレゼントを用意するクマくん。しかし、風で飛ばされ無くしてしまいます。また、山に登り無くした事を話すと、「いいんですよ、そんなこと。だって、あなたがすきだもの！」と返ってきました。
　何とも、心やさしいクマくんを描いていて、読んでるほうも心暖まる絵本でした。

　英語では「HAPPY BIRTHDAY， MOON」。これはお誕生日のお話です。ある夜のこと、クマくんは空のお月様を見上げて、お月様にお誕生日の贈り物をあげたいな…と思います。お月様に話しかけても返事がないので、クマくんは川を渡り、森を抜け、山に登って尋ねました。「こんばんは！」すると「こんばんは！」。「たんじょう日、いつですか？」すると「たんじょう日、いつですか？」…。お月様はクマくんが言ったとおりに答えます…。
　これは実は山のエコーで、同じ返事が戻るのですが、クマくんはそんなこととはつゆ知らず、お月様のお誕生日が「明日」であることをつきとめます。（…と言うことは、クマくんのお誕生日が明日なのですが…）。
　何も知らずお月様とお話するクマくんの姿がいじらしいです。お誕生プレゼントは何だったと思いますか。クスッと笑えて可愛らしいお話です。英語ではこのクマくんシリーズで何冊か別のお話も出ていますが、このお話が一番！　よくできていると思います。イラストもはっきりわかりやすくて好感が持てます。対象は「山のエコー」って何かわかる年齢ですね。