狂言絵本です。
太郎冠者は 自分の腕っ節をいつも自慢しているのですが
それはもうまるっきりの空言なのです。
こんな子 今の時代にもいますよね(笑)
強がりばかりを言ってしまう子。
たいてい 何かの拍子にそれは違うとばれてしまって
ばつが悪い感じになってしまうものですが。
このお話はちょうどそんな展開です。
よくあることが題材になっているだけに
共感しやすいし 笑いを誘うと思います。
息子も読んでいましたが「面白かった〜」と言っていました。
それだけ?と思いましたが それよりも…
「うそつきの話だ」
そんなことを言うかな、なんて
ちょっと期待したりもしていたのですが
そうは言いませんでした。
男の子ですから
虚勢を張る太郎冠者の気持ちがわかったのかもしれません(笑)