新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

爆弾になったひいじいちゃん」 みんなの声

爆弾になったひいじいちゃん 作:ホタル館富屋食堂 鳥濱拳大 のぶみ(斎藤 信実)
出版社:東京ニュース通信社
税込価格:\1,980
発行日:2023年08月02日
ISBN:9784065331026
評価スコア 4.33
評価ランキング 16,415
みんなの声 総数 2
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 読み聞かせするには、覚悟が必要

    今、私たちが向き合っている子供たちにとって戦争体験者は、曾祖父母の世代。どんどん、世代が遠ざかっています。
    神風特攻隊というもの事態、全く想像できないでしょう。
    「人間が爆弾になる」、それがどんなことか、私だって想像できない。
    だからこそ、このような作品は必要です。

    でも、読み聞かせをするには、とても勇気と覚悟が要る。
    このような作品を子供たちに手渡す場合、大人が感情的になってはだめですね。事実を伝えるために冷静でいなければならない。
    でも、冷静でいられる自信がない。
    紹介の仕方によっては、内容が現実離れすぎて「ふーん。俺の時代じゃなくて良かった」と思うだけで終わってしまうかもしれない。

    この作品は、子供たちのそばにずっとあり続ける必要がありますが、どのように紹介するか、悩みます。

    投稿日:2024/07/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • のぶみさんがカタル神風

    どちらかというと幼児向けの絵本を手がけているのぶみさんが、神風特攻隊を語ることに意外さと必然さを感じ取りました。
    戦後生まれの親から生まれた著者から見れば、戦争は祖父母世代の出来事なのですね。
    原爆のように、強烈に印象づけられた歴史事実とは別に、歴史に埋もれていく過去は、何かのきっかけがないと、掘り起こせないものかも知れません。
    世代ごとに薄れていく戦争経験を、次世代の子どもたちに伝えるという立場で著者は自分なりに、若くして命を未来のためにささげた人生に向き合ったのだと思います。
    それは他人事として傍観ばかりしてはいられない、世界情勢への危機感からかもしれません。
    子どもたちと向き合う、自身の足元を掘り下げていく先にある重い過去との直面かもしれません。
    真摯に、一直線に、絵本を作り続ける著書に共感しました。

    投稿日:2023/12/19

    参考になりました
    感謝
    0

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / いないいないばあ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本
  • なまえのないねこ
    なまえのないねこの試し読みができます!
    なまえのないねこ
    出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
    ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。ひとりぼっちの猫が最後にみつけた「ほんとうに欲しかったもの」とは…


絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(2人)

絵本の評価(4.33)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット