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この世でいちばん すばらしい馬」 みんなの声

この世でいちばん すばらしい馬 作・絵:チェン・ジャンホン
訳:平岡 敦
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,090
発行日:2008年12月
ISBN:9784198626600
評価スコア 4.9
評価ランキング 9
みんなの声 総数 28
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  • 馬の目から悲しみの涙のわけ?

    チェン・ジャンホンさんは 「ウェン王子とトラ」の作者です。とらの話にも感動しましたが

    この絵本の すばらしい馬の迫力にも 魅せられました!!


    ハン・ガン(韓幹)は実在の画家ですとのこと パリの美術館にアル「馬と馬引き」という馬の絵もすばらしいものです! 

    1200年以上も前に実在した ハン・ガンは すごい画家です!
    ハン・ガンは貧しい家に生まれましたが 才能を 画家の ワン・ウェイに認められて 馬の絵を描くのです。 才能をみとめてくれる人の出会いは まさに 貴重な出会いです。

    運命的な出会いなのかもしれません

    ハン・ガンの馬がなんと 絵から飛び出した! 武将が乗っていき争いの中  武将は馬のおかげで  大勝利をおさめるのですが・・・・
    武将は なおも敵を一人残らず 殺すと戦います その争いを悲しみ 馬は大粒の涙を流すのです・・・

    涙が出てきますね 戦争 人を殺し合うのですが 馬にもこの悲しみが分かるのです 

    人間以上に悲しみが分かる馬! 

    そして 馬は血を流しながらも ハン・ガンの元に戻るのです
    すごいな〜   私はこの馬の悲しみと 主人の元に戻る気持ちが
    よく分かります!

    よかった! 絵の中に戻り静かに暮らしている  馬の気持ちになって
    読んでいました 

    争いは人も 馬もいやなのですね 

    それにしても 迫力のある 馬の姿でした

    作者の 絵にお話に感動しました 
    いつか 子供にもこの感動を お話ししてあげたいと思います!

    投稿日:2010/04/12

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  • 本当に動き出しそうな馬

    歴史上実在の画家ハン・ガンをモデルにした物語です。
    馬の絵が得意だったというハン・ガンの物語を、同じ手法で描いたというチェン・ジャンホンの気概を感じ、ハン・ガンの絵から飛び出した馬の躍動感には迫力を感じます。

    絵が好きだったハン・ガンは画家に見出されて絵の技術を磨いていき、皇帝からも宮廷の絵師になるための学校に入るように言われます。
    しかし、ハン・ガンは馬を描くばかり。
    その、馬が外に飛び出して戦の中で「活躍?」します。
    しかし、馬には争いの中で傷つき息絶えていく人や馬の姿が悲しい。
    涙を流す馬のアップは劇画そのものですが、必死な形相が言葉より伝わってきました。
    馬の行き先は…。
    原題は「ハン・ガンの魔法の馬」。それだけ、ハン・ガンの絵は素晴らしかったのですね。

    博物館等で見た中国画の世界の絵本。
    この発想がとても斬新のような気がして、印象に残りました。
    チェン ジャンホンも、中央美術学院で絵を学んでいました。

    投稿日:2010/01/23

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  • 不思議な力を持った絵との出会い。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    ハン・ガンは幼い頃から絵を描くのがとっても好きでした。やがて、宮廷の絵師になるための学校に入り、その腕をめきめきとあげていきました。ところが、ハン・ガンが描く馬の絵について、不思議な噂が流れ始めたのです。

    中国の画家、実在するハン・ガンをモデルにしたお話で、描かれた絵の馬が持つ不思議なお話が、中国らしい壮大なお話です。どんな戦にも負けない力を持つ馬、でも、人間が要求するものは…
    どこか、『スーホの白い馬』を思いおこされるすばらしい馬の登場するお話は、人の心のよくない部分をちくりと指摘しているようにも思えました。
    本物そっくりに描かれた馬、画面いっぱいに描かれた馬の絵の目に、ドキリとさせられます。

    投稿日:2010/01/10

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  • ハンガンの時代へと連れて行ってくれます

     唐代に活躍した画家ハン・ガン(韓幹)という実在の人物がモデルのお話です。
     幼くして家計を助けるべく酒屋の配達人(作品では食堂の出前)となりますが、ワン・ウェイ(王維)に見出され、その経済的援助を受けて絵画を曹覇に学びます。
     腕をあげ、玄宗皇帝に、宮廷の絵師になるための学校に入るよう召し抱えられました。
     昔の絵を手本に描く陳氏を師として馬を描かせますが、師とは似ない作品を描いたのでこれを詰問したところ、
     「臣は自ずから師有り。陛下内厩の馬、皆な臣の師なり」と答えたという逸話をかつて読んだ記憶があります。
     
     絵本という形で再会できるとは、思いもしませんでした。
      前人の画法を踏襲するよりは、対象そのものを観察し描く、自然主義的な作業を主張し、それが認められ師を離れ、結果、その技量は師を越えたという人物です。

     ハンガンが、「真」を追求した結果、絵から飛び出す勢いの馬が描かれれるようになり、本作品のストーリーへと繋がって行くわけです。
    『西陽雑俎』にもこのような話が見られます。
     
     ハンガンの画力が充分につたわってくるチェン・ジャンホンさんのこの絵本は、その域を越えた芸術作品だと思います。
     絹地に墨と絵の具を用いて描く手法を、ハンガンと同様試みられたこの作品は、読者をハンガンの時代へと連れて行ってくれます。
     後書きまで、息子は食い入るように読んでいました。
     今も昔も“本物”には“力”がありますね。

    投稿日:2009/11/09

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  • ☆中国絵画の様な絵本

    中国の唐の時代に実存した画家ハン・ガンの馬の絵から作者が創作したお話です。
    ハン・ガンと同じ手法、絹地に水墨画で描かれています。

    当時の宮廷や戦の様子が、繊細に生き生きと見る人にせまってくる絵本です。
    特に馬の絵は動き、表情共に怖いくらいの迫力です。
    ハン・ガンが馬の絵にこめた気迫と作者の思いが重なったような
    力強い絵本、と言うより絵画を見ている様です。

    絹地に描かれた原画が見たくなりました。

    中国の文化を知る入り口にもいいですね。

    投稿日:2009/03/09

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  • 馬に込められた想い

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    絵師のハン・ガンの描く馬はどれもひもでつながれています。
    それは、馬が抜け出さないようにするため・・・

    本当に馬が飛び出す場面は大迫力です。
    武将に頼まれたとおり、気性の激しい勇敢な力強い馬。
    けれども、いつしか馬に心の変化が。
    それはハン・ガンの優しい気持ちが、本人にも気付かないうちに馬に込められていたのかもしれません。

    人の描く絵は、人の心を動かすこともありますが、描かれた絵にも心がしっかりと入り込むのかもしれませんね。

    投稿日:2009/02/13

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  • 繊細で力強い絵

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    大きな絵本なので、この力強い絵が生きています。
    映画を観ているような気持ちになりました。

    実在した画家をモデルにしたそうで、とても本当とは思えないようなことも真実味があります。
    涙を流す馬の絵が特に心に残りました。

    モデルになった画家の本物の絵も載っています。
    繊細で生き生きとした馬の絵です。
    この絵本も、同じ手法で絹地に描いたそうです。
    小さな子どもにはちょっと怖い絵かもしれません。
    中学年以上におすすめです。

    投稿日:2009/02/02

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  • 迫力ある挿絵!!

    既刊の「ウェン王子とトラ」がとっても素敵なお話でした。
    同じ作者の新刊ということで、迷わず手に取ったら、こちらも既刊「ウェン王子とトラ」に負けない迫力ある挿絵に圧倒されました!!

    大人が読んでも感動すると思います。
    そのくらい挿絵に魅力があります。

    ハン・ガンの描く馬はまるで生きているような、挿絵から飛び出してしまいそうな馬ばかり。
    そんなハン・ガンが描いた馬によって繰り広げられるお話です。

    生きている!
    挿絵から飛び出しそう!
    そんな雰囲気を挿絵からめちゃめちゃ感じ、
    挿絵に惹き込まれていきます。

    内容も奥深く、争いをするってなんて無意味なことなのか…
    と考えさせられました。
    息子にまだ少し早かったようですが、それでもこの迫力ある挿絵の世界に引き込まれていました。

    投稿日:2009/01/27

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