雪だるまにこころがついて、とっても楽しい気分になれる。ページをめくればめくるほど、読む人の心にもしあわせが増えていくようでした。雪って、寒かったり冷たかったりというイメージが強いのですが、雪だるまの楽しそうな笑顔を見ると、あったかい!って感じなんです。雪だるまたちが動いて、たくさんの仲間と遊んでるようすなんて、夢いっぱいですてきでした。
心があるってことが、どれだけ幸せなことか。この本を読んで考えさせられました。というか、この世のものは、すべてに心があるんだって思ったんです。
最後の場面は、ちょっとさみしさが残りますが、それでも心はあたたかいまま。冬の雪の日にぜひ読みたい一冊です。