息子が幼稚園で借りてきました。大好きなピーマン村の絵本の、最終章ともいえる卒園がテーマです。
私はこの歌を知らなかったのですが、最後に楽譜が付いているので、ピアノを弾いて息子と一緒に歌いました。
ちょっととぼけた園長先生も、優しくきれいな女の先生も涙ぐんでいます。でも、子供たちはみんな元気に笑っています。
みんなともだち ずっとずっとともだち
これは、大人が自分自身に言い聞かせている言葉だと思います。
子供は振り返る事をしません。いつも前を向いています。
ですから、現実には、ずっと友達のままでいる友達もいれば、疎遠になって、いつか忘れてしまう友達もいるのです。
だからこそ、あの、園での輝くような時を忘れないで、
どうかみんな、ずっとずっと、友達でいてね。
そんな願いが込められているように思えます。
息子は、この春年長になります。
卒園の頃でなくてよかった。
卒園前に読んだら、きっと私の方が泣いてしまった事でしょう。