娘が小さい頃に持っていたCDに、この歌が入っていたので、昔からこの詩は知っていましたが、絵本は今回初めて読みました。
歌もとても良かったのですが、村上康成さんのおなじみの絵がついたこの絵本もとても良かったです。
卒園式の様子が描かれていく途中に挟まれる幼稚園(保育園)での様々な思い出の1コマ1コマが、まるでアルバムをめくっているようです。
特に園長先生と担任の先生がぼろっと涙をこぼしている場面には、胸がきゅんとなってしまいました。
一番最初の絵が桜(多分)の木にとまった小鳥の絵で、最後が木から飛び立つ小鳥の絵であるところも、巣立ちを表しているようで心憎いです。
卒園の時期に是非読みたい一冊です。